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J-GLOBAL ID：202002282179913243   整理番号：20A0921631

2019年夏の東アジア大気循環異常と中国の気候への影響【JST・京大機械翻訳】

Atmospheric Circulation in East Asia in Summer 2019 and Its Influence on Climate of China

著者 (2件)： Ding Ting (国家气候中心,北京,100081) ,  Gao Hui (国家气候中心,北京,100081)
資料名： Qixiang  (Qixiang)
巻： 46  号： 1  ページ： 129-137  発行年： 2020年 
JST資料番号： C2435A  ISSN： 1000-0526  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： 2019年の夏(6月から8月)の中国の主な気候異常の特徴と原因をより良く理解するため、気象要素ステーション資料とNCEP/NCAR再分析大気循環データを利用して、2019年の夏季降水、気温の時空分布及び東アジア大気循環の特徴を分析した。また、長江中下流の降水が少ない原因を初歩的に診断した。結果によると、2019年夏の全国気温は暖かく、降水総量は平年に近いが、干ばつと洪水の分布には明らかな空間差異があり、東部の主な多雨区は江南から華南及び東北地区に位置し、雲南と黄淮などの地の気象干ばつは長時間持続した。東部モンスーン区の降水は明らかな季節内変化を示し、特に江南等地は夏季前期の降水過程が密集し、洪水災害が深刻であるが、後期に急速に減少し、高温事件が急速に爆発した。華南前洪水期と江南梅雨は早く終了した。2019年夏に、ユーラシアの中高緯度地区の二槽一リッジの循環状況は非常に明らかである。その中、黄海から日本海まで持続的に維持された低槽は夏季西太平洋亜熱帯高気圧の強度が高く、位置がやや西偏南に偏っている。この低溝は長江中下流の少雨と江南の多雨の直接原因でもある。夏季の前期位置は明らかに南に位置し、亜熱帯高気圧リッジの南北位置の進化とよく一致した。しかし、夏季の後期に、この低溝の弱くなるにつれ、亜熱帯高気圧が急速に北に跳躍し、雨帯が江南から北方へ急速に移動する。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 高温 ,  気温 ,  降水 ,  洪水 ,  気象 ,  *気候 ,  干ばつ ,  *夏 ,  *大気循環 ,  モンスーン ,  水害 ,  高緯度 ,  梅雨
準シソーラス用語： 長江 ,  亜熱帯高気圧 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 気候学,気候変動  (DC05140T) ,  自然災害  (RA02030M)

タイトルに関連する用語 (5件)： 夏 ,  東アジア ,  大気循環 ,  中国 ,  気候