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J-GLOBAL ID：202002282385879356   整理番号：20A2786251

高温ガス冷却型原子炉における反応性開始事故の性能エンベロープの定義【JST・京大機械翻訳】

Defining the performance envelope of reactivity-initiated accidents in a high-temperature gas-cooled reactor

著者 (2件)： Gorton Jacob P. (University of Tennessee, Knoxville, United States) ,  Brown Nicholas R. (University of Tennessee, Knoxville, United States)
資料名： Nuclear Engineering and Design  (Nuclear Engineering and Design)
巻： 370  ページ： Null  発行年： 2020年 
JST資料番号： E0189B  ISSN： 0029-5493  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究の目的は,モジュール高温ガス冷却反応器(mHTGR)における2つの反応性開始事故(RIA)中の可能な過渡条件の包絡線を定義することである。研究した事故シナリオは,グループ制御棒引き込み(CRW),設計基準事故,および制御棒駆出(CRE)であり,設計基準事故を超えている。変動ベースの感度解析法を用いて,原子炉出力と最大温度,エネルギー沈着,およびこれらの事故時の燃料中の加熱速度に関する現実的な限界を得た。燃料と減速材の鍵となる反応器速度パラメータと熱伝達特性を350メガワットmHTGRのRELAPコンピュータモデルで変化させ,これらの限界を得た。Sobol感度指数を計算し,どの入力が出力における最大分散を説明するかを強調した。結果は,動特性と反応性温度係数が最も支配的な入力であり,一方,熱特性は出力にほとんど影響しないことを示した。以前の実験研究と比較して,模擬RIAからの燃料粒子エネルギー沈着は,どのような設計基準においても燃料故障を引き起こすか,または,調査した設計ベース反応性事故を越えないと予想されない。燃料カーネルにおける予測エネルギー沈着は98~331J/g燃料の範囲であり,約1500J/g燃料の予想破壊閾値より著しく少なかった。しかし,以前の燃料安全実験で使用される電力パルス幅と加熱速度は,両方の事故シナリオに対して本研究で予測された値とは異なった。これらの違いにかかわらず,この分析は,反応性事故に対するグラファイト-中庸mHTGRsにおける安全マージンが非常に大きく,追加の燃料安全試験がこの応用に対して必要とは予想されないことを示した。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *高温 ,  故障 ,  電力 ,  グラファイト ,  反応器 ,  *HTGR型原子炉 ,  加熱速度 ,  熱特性 ,  パルス幅 ,  最高気温 ,  設計基準事故 ,  *エンベロープ ,  原子炉制御棒 ,  沈着 ,  温度係数

著者キーワード (4件)： mHTGR ,  RIA ,  過渡的TRISO ,  燃料の安全性

分類 (1件)： 水冷却炉の安全性  (MD06020H)

タイトルに関連する用語 (5件)： 高温ガス冷却型原子炉 ,  反応性 ,  事故 ,  エンベロープ ,  定義