文献

J-GLOBAL ID：202002282406210768   整理番号：20A2644842

地殻は大陸弧のマグマ性フレアを供給するか?【JST・京大機械翻訳】

Does Underthrusting Crust Feed Magmatic Flare-Ups in Continental Arcs?

著者 (4件)： Yang Jiaming (Department of Geological Sciences and Engineering, University of Nevada, Reno, NV, USA) ,  Cao Wenrong (Department of Geological Sciences and Engineering, University of Nevada, Reno, NV, USA) ,  Gordon Stacia M. (Department of Geological Sciences and Engineering, University of Nevada, Reno, NV, USA) ,  Chu Xu (Department of Earth Sciences, University of Toronto, Toronto, ON, Canada)
資料名： Geochemistry, Geophysics, Geosystems  (Geochemistry, Geophysics, Geosystems)
巻： 21  号： 11  ページ： e2020GC009152  発行年： 2020年 
JST資料番号： W2583A  ISSN： 1525-2027  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 地球的マグマフレアアップは世界中の多くの大陸弧で記録されている。しかし,そのようなエピソードの原因とフレアアップを摂食する源は,十分に理解されていない。本研究では,1D数値モデルとスケーリング解析を用いて,衝上後退後弧下部地殻の部分溶融の結果として,アークマグマ生成の物質収支と熱力学的実現可能性を評価した。結果は,マグマ体積フラックスまたはマグマ性増粘速度が,衝上速度,および熱伝達と衝上作用の相対的時間スケールの下で,地殻と直接相関することを示している。California中のSierra Nevada弧と類似の寸法を有する大陸弧に対して,5km/Myrの衝上速度下で一定で,マグマ性増粘率は0.1~0.3km/Myrであった。これは,マントルウェッジからのアークマグマ増粘速度(~0.3km/Myr)のベースラインよりわずかに低く,フレアアップ中のマグマ肥厚速度の10%~30%を占める。衝上下部地殻下の20km厚さの部分溶融から発生したマグマの累積体積は,105km3のオーダーで,フレアアップ中に発生した推定マグマ体積の約10%~40%である。したがって,著者らは,衝上した下部地殻の部分溶融が,マグマ性フレアアップイベントの駆動において,部分的あるいは部分的な役割を演ずる。マントルおよび/または他の地殻源からの付加的メルトは,フレアアップ中に観測されたマグマ出力を達成するために必要である。下部衝上地殻の部分溶融によって発達したアーク根は,根創始のための臨界厚さを得るために必要な時間を減少させ,したがって,アーク火成活動のテンポに影響する。Copyright 2020 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 熱伝達 ,  熱力学 ,  マントル ,  地球 ,  *マグマ ,  物質収支 ,  火成活動 ,  臨界 ,  *地殻 ,  部分融解 ,  *大陸 ,  一次元 ,  メルト
準シソーラス用語： マントルウェッジ ,  下部地殻 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： 地殻下の地殻 ,  マグマフレアアップ ,  部分融解 ,  根の創始

分類 (3件)： 構造地質学・テクトノフィジクス一般  (DE04010C) ,  プレートテクトニクス  (DE04020N) ,  火山地質学一般  (DE07070L)

タイトルに関連する用語 (5件)： 地殻 ,  大陸 ,  弧 ,  マグマ ,  フレア