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J-GLOBAL ID:202002282676333509   整理番号:20A1874823

樹状GSK3β mRNAのグルタミン酸応答翻訳はタウ過剰リン酸化に不可欠な再活性化既存GSK3βの増幅のサイクルを誘発する【JST・京大機械翻訳】

Glutamate-responsive translation of dendritic GSK3β mRNA triggers a cycle for amplification of reactivated preexisting GSK3β that is indispensable for tau hyperphosphorylation
著者 (4件):
資料名:
巻: 139  ページ: Null  発行年: 2020年 
JST資料番号: E0890A  ISSN: 0197-0186  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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Alzheimer病(AD)ニューロンの樹状突起における高リン酸化タウ蓄積に関与する分子機構は完全には明らかにされていない。最近,タウmRNAが樹状突起に分布し,タウ蛋白質の翻訳とリン酸化がグルタミン酸作動性刺激に応答して直ちに増強されることを報告した。ここでは,タウ燐酸化に重要な酵素である,樹枝状グリコーゲンシンターゼキナーゼ3β(GSK3β)を中心にし,新しく翻訳した樹状突起タウ蛋白質の神経刺激が誘導する高燐酸化に関わる機構を検討した。GSK3β mRNAは培養海馬ニューロンの樹状突起にも分布し,グルタミン酸依存性のわずかな翻訳増加は短時間に起こることを見出した。同時に,このキナーゼを再活性化する既存のGSK3βのSer9残基での脱リン酸化は,そのホスファターゼPP1の増加またはPP1阻害剤I-2の減少なしで強く誘導された。代わりに,I-2リン酸化が観察され,PP1の脱阻害を示唆した。I-2のグルタミン酸依存性リン酸化と既存のGSK3βの脱リン酸化はGSK3β阻害剤の存在下で消失した。興味深いことに,GSK3β mRNAの翻訳閉塞もこれらの反応を相殺した。これら結果は,樹状突起がPP1脱阻害を介し作用する,再活性化した既存のGSK3βの増幅に対しグルタミン酸反応性サイクルを示し,その活性化は樹状突起GSK3β mRNAの神経活性に依存した翻訳を必要とすることを示す。これは,樹状突起GSK3βのわずかな増加が,有意に増加したタウ蛋白質の高リン酸化を誘発するのに十分である理由を説明する。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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神経の基礎医学 
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