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J-GLOBAL ID:202002283016974047   整理番号:20A2057358

グルカゴン様ペプチド-1の外因性サプリメントはmTOR/p70S6Kシグナル伝達の阻害とオートファジーを促進することにより大動脈バンド誘導心筋線維症と機能不全に対する心臓を保護する【JST・京大機械翻訳】

Exogenous supplement of glucagon like peptide-1 protects the heart against aortic banding induced myocardial fibrosis and dysfunction through inhibiting mTOR/p70S6K signaling and promoting autophagy
著者 (10件):
資料名:
巻: 883  ページ: Null  発行年: 2020年 
JST資料番号: B0841A  ISSN: 0014-2999  CODEN: EJPHAZ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ラパマイシンの哺乳類標的(mTOR)とリボソーム蛋白質S6キナーゼ(p70S6K)は組織線維症を仲介し,オートファジーを負に調節する。この研究は,グルカゴン様ペプチド-1(GLP-1)アナログリラグルチドが,mTOR/p70S6Kシグナリングの阻害およびオートファジー活性の促進を介し,大動脈バンディングが誘導する心臓線維症および機能不全に対し心臓を保護するかを検討した。雄のSDラットを4群(n=6/各群)にランダムに分けた:偽手術対照;腹部大動脈狭窄(AAC);AAC中のリラグルチド治療(0.3mg/kg,1日2回皮下注射);AAC中のラパマイシン処理(0.2mg/kg/日,胃管栄養により投与)。16週目のAACの動物と比較して,リラグルチド処理は心臓/体重比を有意に減少させ,心筋細胞肥大を阻害し,血漿GLP-1レベルと組織GLP-1受容体発現を増加させた。mTOR/p70S6Kのリン酸化,筋線維芽細胞の集団および心筋におけるコラーゲンI/IIIの合成を同時に阻害した。更に,オートファジー調節蛋白質:LC3-II/LC3-I比とベクリン-1はアップレギュレートされ,p62はリラグルチドによりダウンレギュレートされた。リラグルチド群と比較して,mTORの特異的阻害剤であるラパマイシンによる処理は,GLP-1受容体レベルを増加させ,mTOR/p70S6Kのリン酸化とp62の発現を阻害し,また,LC3-II/LC3-I比およびベクリン-1のレベルを増加させ,オートファジーの調節におけるGLP-1とmTOR/p70S6Kシグナル伝達の間の相互作用が存在することを示唆した。これらの修飾と一致して,リラグルチドとラパマイシンによる治療は血管周囲/間質性線維症を有意に減少させ,収縮期/拡張機能を維持した。これら結果は,心臓線維症と機能不全に与えるリラグルチドの阻害効果が,mTOR/p70S6Kシグナリングの阻害とオートファジー活性の増強により,潜在的に仲介されることを示す。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
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細胞生理一般  ,  抗腫よう薬の基礎研究  ,  蛋白質・ペプチド・アミノ酸の代謝と栄養 
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