抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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・事業体の効率性を相対的に図る手法で,学校や銀行,病院等の効率性の評価や改善に利用されるデータ包絡分析法(DEA)。
・非効率的事業体の非効率値や改善目標の情報提供も可能で,近年研究されているのは,与えられた改善目標を実現しやすくするため,非効率性を距離として捉える最短距離DEAモデル。
・距離の最小化によって与えられる効率値は効率性尺度として,いくつかの満足すべき基本的性質が議論されるが,一番注目される性質は単調性。
・本稿では,最短距離DEA研究の中で注目される単調性と最短距離改善目標の計算方法を紹介しつつ,著者らが提案した新しい混合整数計画法(MIP)アプローチを説明。
・理論的な比較と簡単な数値例の作成をしながら,先行研究アプローチとの違いを説明し,提案アプローチの利点を指摘。