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J-GLOBAL ID:202002283147080390   整理番号:20A1356585

高齢者感染患者における肉芽腫形成の欠損【JST・京大機械翻訳】

Defective Granuloma Formation in Elderly Infected Patients
著者 (8件):
資料名:
巻: 10  ページ: 189  発行年: 2020年 
JST資料番号: U7063A  ISSN: 2235-2988  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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肉芽腫は,攻撃に応答して免疫系により組織中に形成されるコンパクトな構造である。循環単核細胞を用いた肉芽腫のin vitro形成は,患者の免疫応答を容易に評価するための革新的方法である。in vitroで肉芽腫を形成する患者からの単核細胞の効率のモニタリングは,それらの治療管理の改善を助けるであろう。敗血症患者23名および高齢対照患者24名からの循環単核細胞を,BCGまたはCoxiella burnetii抽出物で被覆したセファロースビーズとインキュベートした。肉芽腫の形成を9日間測定した。最も健康な高齢患者(92%)は,感染高齢患者のわずか48%と比較して,BCGおよびCoxiella burnetii抽出物に応答して肉芽腫を形成できた。栄養不良は健康および感染患者における肉芽腫形成障害と有意に関連していた。肉芽腫は典型的に類上皮細胞と多核巨細胞から成るが,これらの細胞は肉芽腫を形成できない患者から得た試料では検出されなかった。また,肉芽腫形成の障害はインターロイキン-10の過剰産生なしに腫瘍壊死因子の産生減少と関連することを見出した。最後に,肉芽腫細胞で特異的に調節される全ての遺伝子は,欠損肉芽腫形成患者でダウンレギュレートされた。TNFSF10は,肉芽腫を形成しなかった患者で著しくアップレギュレートされた唯一のM1遺伝子であった。本研究は,欠陥性肉芽腫形成が,高齢患者における院内感染を素因する免疫細胞の変化した活性化の測定であることを示唆する。Copyright 2020 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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感染症・寄生虫症一般 
引用文献 (35件):
  • Alingrin J., Coiffard B., Textoris J., Belenotti P., Daumas A., Leone M., et al. (2016). Impaired granuloma formation in sepsis: impact of monocytopenia. PLoS ONE 11:e0158528. doi: 10.1371/journal.pone.0158528
  • Beham A. W., Puellmann K., Laird R., Fuchs T., Streich R., Breysach C., et al. (2011). A TNF-regulated recombinatorial macrophage immune receptor implicated in granuloma formation in tuberculosis. PLoS Pathog. 7:e1002375. doi: 10.1371/journal.ppat.1002375
  • Ben Amara A., Ghigo E., Le Priol Y., Lépolard C., Salcedo S. P., Lemichez E., et al. (2010). Coxiella burnetii, the agent of Q fever, replicates within trophoblasts and induces a unique transcriptional response. PLoS ONE 5:e15315. doi: 10.1371/journal.pone.0015315
  • Boomer J. S., Green J. M., Hotchkiss R. S. (2014). The changing immune system in sepsis: is individualized immuno-modulatory therapy the answer? Virulence 5, 45-56. doi: 10.4161/viru.26516
  • Cegielski J. P., McMurray D. N. (2004). The relationship between malnutrition and tuberculosis: evidence from studies in humans and experimental animals. Int. J. Tuberc. Lung Dis. 8, 286-298. doi: 10.4161/viru.26516
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