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J-GLOBAL ID:202002283163883868   整理番号:20A0630065

未漂白クラフト針葉樹パルプからのミクロフィブリル化リグノセルロース(MFLC)及びナノペーパー膜【JST・京大機械翻訳】

Microfibrillated lignocellulose (MFLC) and nanopaper films from unbleached kraft softwood pulp
著者 (7件):
資料名:
巻: 27  号:ページ: 2325-2341  発行年: 2020年 
JST資料番号: W1128A  ISSN: 0969-0239  CODEN: CELLE8  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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マイクロフィブリル化セルロース(MFC)は重要な工業的ナノセルロース製品と材料成分である。新しいMFCグレードは,材料特性範囲を広げることができて,製品調整を改良することができた。ナノフィブリル収率に関して非漂白木材パルプ繊維のリグニン含有量に最適があるという仮説で,ミクロフィブリル化リグノセルロース(MFLC)を研究した。Kappa数が低下した一連のクラフト繊維(低リグニン含有量)を調製した。繊維はビーテンで,高圧ミクロ流動化によりMFLCにフィブリル化した。フィブリルのナノサイズ画分を遠心分離を用いて分離した。リグニン含有量および炭水化物分析,全電荷,FE-SEM,TEM顕微鏡および懸濁レオロジー特性化を行った。Kappa数65(11%リグニン)を有する繊維は,高リグニン含有量とフィブリル化の容易さを組み合わせた。これはリグニン含有量の関数としてナノフィブリル収率の最適を確認し,機構を考察した。これらの繊維からのMFLCは,2.5~70nmの範囲の幅を有する40~60wt%のナノサイズのフィブリルを含んでいた。大きい粒度分布にもかかわらず,11%のリグニンを有するMFLC膜の弾性率と引張強さのデータは,14GPaと240MPaの高さであった。MFLC膜は,純粋なMFC膜(<50°)と比較して,84~88°の改善された水接触角を示した。全てのMFLC膜は実質的な光透過率を示し,ヘイズ散乱の割合は粗いフィブリルの形で欠陥含有量と強く相関した。グラフィック抽象;Copyright The Author(s) 2019 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
パルプ製品  ,  多糖類  ,  木材化学 

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