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J-GLOBAL ID:202002283208052081   整理番号:20A2484973

シリカ系およびジルコニアセラミックの結合性能に及ぼすプライマー中のシランの10-メタクリロイルオキシデシル二水素リン酸塩(MDP)への比率の影響【JST・京大機械翻訳】

Effects of the ratio of silane to 10-methacryloyloxydecyl dihydrogenphosphate (MDP) in primer on bonding performance of silica-based and zirconia ceramics
著者 (13件):
資料名:
巻: 112  ページ: Null  発行年: 2020年 
JST資料番号: W2351A  ISSN: 1751-6161  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本研究の目的は,シリカベースおよびジルコニアセラミックへの結合の性能および耐久性に及ぼすプライマー中の1wt%の10-メタクリロイルオキシデシル二リン酸(MDP)に対するシランの種々の濃度の比率の影響を評価することであった。リン酸処理リチウム-ジシリケート(LD)とアルミナブラストジルコニア試料を,次のようにプライマーを含む1wt%MDPに対する異なる濃度のγ-メタクリルオキシプロピルトリメトキシシラン(γ-MPTS)による表面化学処理に従って5つのグループに割り当てた。γ-MPTSのないS_0;S1)1wt%γ-MPTS;S2)2wt%γ-MPTS;S5)5wt%γ-MPTSとS10wt%γ-MPTS。プライミング後,ステンレス鋼棒をPanaviaV5セメントの試験片に結合した。引張接着強度(TBS)試験を24時間(TC0)または5000回の熱サイクル(TC5K)後に評価した。プライマー処理表面の濡れ性を接触角測定を用いて測定した。ジルコニアの表面元素組成をX線光電子分光法(XPS)で決定した。TBSデータをWeibull分析を用いて分析した。接触角データを分散分析(α=0.05)によって分析した。熱サイクルの前に,S5(34.3±4.5MPa)は,S1(27.8±5.2MPa)およびS2(29.7±4.8MPa)と比較して最も高いTBSを示し,LDにおいてS10(30.6±6.2MPa)とわずかな差を示した。ジルコニアに対して,S0(p>0.05)を有するすべてのシラン含有プライマーにおいて,有意差が全くなかった。熱サイクルは,両セラミック(p<0.05)の全ての実験群でTBSを減少させた。接触角は,LDとジルコニアセラミックの両方でS5とS10で増加した。XPS分析は,MDPのリンピークがプライミング後に検出されることを明らかにした。さらに,γ-MPTSのシリカピークはジルコニア表面上のS5中のMDPと共存した。リチウム-ジシリケートセラミックの結合強度はMDPプライマーにおいて5%γ-MPTSで改善された。さらに,γ-MPTSの割合を5%以上増加させると,結合強度は改善せず,逆に,接着セラミックの長期耐久性を変えることができた。MDPプライマー単独は,ジルコニアセラミックと樹脂セメントの効率的な結合に最も適している。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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歯科材料 

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