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J-GLOBAL ID：202002283283287080   整理番号：20A1831077

高カルシウム生体試料のホウ素同位体組成を一段階イオン交換-多重受信誘導結合プラズマ質量分析法により測定した。【JST・京大機械翻訳】

One-step Ion-exchange Separation and Measurement of Boron Isotope Ratios in High Calcium Biological Samples with by MC-ICP-MS

著者 (2件)： Li Zixia (西安医学院口腔医学院,陜西 西安,710021) ,  Lu Hai (中国計量科学研究院,北京,100013)
資料名： Yankuang Ceshi  (Yankuang Ceshi)
巻： 39  号： 3  ページ： 417-424  発行年： 2020年 
JST資料番号： C2736A  ISSN： 0254-5357  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： ホウ素は生物サンプル(歯あるいは骨格)における重要な微量元素であり、その含有量と同位体組成は宿主の食物摂取、移動と健康情報を指示することができるため、生物サンプル中のホウ素同位体は重要な環境トレーサーである。しかし、生物サンプル中のカルシウム含有量は高く(>90%)、通常のホウ素特効樹脂分離プロセスによるほう素同位体の分離濃縮はできない。樹脂再生溶液として酢酸-酢酸アンモニウム緩衝液(pH=6.0)を用い,ホウ素のpH値を89から6.0に低下させ,アルカリ条件下(pH=89)で容易に沈殿を生じさせる難題を避けた。一段階イオン交換だけで生物サンプル中のホウ素を濃縮できる。試料を分離後のホウ素同位体を多受信誘導結合プラズマ質量分析(MC-ICP-MS)の「標準-試料-標準」交差法を用いて測定した。その結果、一段階イオン交換法で分離濃縮し、MC-ICP-MSによる生物サンプル(歯)中のホウ素同位体の測定精度は0.42‰以下であり、他の分離と試験方法と同じレベルに達した。この方法は、歯と骨格などの高カルシウム生物サンプルのホウ素同位体追跡に適用でき、高カルシウム土壌と海洋堆積物サンプルの分析に参考となる。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *カルシウム ,  *ホウ素 ,  測定精度 ,  *イオン交換 ,  *同位体存在比 ,  *受信 ,  *生体試料 ,  *ホウ素同位体 ,  海底堆積物 ,  微量元素 ,  *多重化 ,  *ICP-MS分析 ,  pH【水素イオン指数】
準シソーラス用語： MC-ICP-MS分析 ,  環境トレーサ , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (3件)： 質量分析  (CC03013N) ,  分析化学一般  (CC02010H) ,  同位体地質学  (DD01042T)

タイトルに関連する用語 (8件)： カルシウム ,  生体試料 ,  ホウ素 ,  同位体組成 ,  段階 ,  イオン交換 ,  多重 ,  誘導結合プラズマ質量分析法