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J-GLOBAL ID：202002283351332436   整理番号：20A0213898

最先端・特異マテリアル・ファブリケーション・デザイン マイクロ波特異反応場を用いた非量論型酸化物合成とその応用

著者 (2件)： 加藤邦彦 (Nagoya Inst. Technol.) ,  白井孝 (Nagoya Inst. Technol.)
資料名： セラミックス  (Bulletin of the Ceramic Society of Japan)
巻： 55  号： 1  ページ： 19-22  発行年： 2020年01月01日 
JST資料番号： S0291A  ISSN： 0009-031X  CODEN： SERAA7  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・シングルモードマイクロ波(SMMW)により生ずる非熱的平衡場を用いた新規材料の合成について述べ,この手法を用いた特異構造酸化物の高速合成や粒子表面改質の結果を紹介。
・マイクロ波合成時の雰囲気ガスを調整することで,TiO₂の表面化学構造の制御,TiO₂中の窒素ドープ量の調整などが可能。
・SMMWによって誘起されたHeプラズマを用いることで,黒色TiO₂が形成できることを見出し,表面改質後のTiO₂のバンド構造の変化などを議論。
・本法を用いた合成プロセスは,可視光応答TiO₂光触媒の用途拡大や金属酸化物の特異表面の形成に効果を発揮。

シソーラス用語： 単一モード ,  マイクロ波加熱 ,  非平衡状態 ,  反応場 ,  化学合成 ,  *マイクロ波照射 ,  非化学量論 ,  不定比化合物 ,  *酸化チタン ,  高速度 ,  *表面改質 ,  雰囲気 ,  表面構造 ,  ドーピング ,  プラズマ ,  バンド構造 ,  可視光 ,  光触媒 ,  マイクロ波合成 ,  ヘリウムプラズマ ,  構造

分類 (2件)： セラミック・陶磁器の製造  (YC03020V) ,  固体の表面構造一般  (BK15010E)

引用文献 (24件)：

• T. K. Teseng, Y. S. Lin, Y. J. Chen and H. Chu, Int. J. Mol. Sci., 11, 2336-2361 (2010).
• J. Lasek, Y. H. Yu and J. C. S. Wu, J. Photochem. photobiol. C Photochem. Rev., 14, 29-52 (2013).
• J. Yu, J. Low, W. Xiao, P. Zhou and M. Jaroniec, J. Am. Chem. Soc., 136, 8839-8842 (2014).
• W. J. Ong, L. L. Tan, Y. H. Ng, S. T. Yong and S. P. Chai, Chem. Rev., 116, 7159-7329 (2016).
• R. Asahi, T. Morikawa, T. Owaki, K. Aoki and Y. Taga, Science, 293, 269-271 (2001).

タイトルに関連する用語 (5件)： 最先端 ,  マイクロ波 ,  量 ,  酸化物 ,  応用