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J-GLOBAL ID:202002283464281402   整理番号:20A2468911

HER2陽性乳癌におけるトラスツズマブベース治療抵抗性の予測および予後バイオマーカーとしてのエキソソームmiR-1246およびmiR-155【JST・京大機械翻訳】

Exosomal miR-1246 and miR-155 as predictive and prognostic biomarkers for trastuzumab-based therapy resistance in HER2-positive breast cancer
著者 (8件):
資料名:
巻: 86  号:ページ: 761-772  発行年: 2020年 
JST資料番号: W4134A  ISSN: 1432-0843  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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目的:この研究は,トラスツズマブに基づく化学療法で治療した乳癌における循環エキソソームmiRNAの予測および予後の役割を検討することを目的とした。方法:トラスツズマブ耐性(n=4)および感受性(n=4)患者からの循環エキソソームmiRNAを,miRNAマイクロアレイを用いてプロファイル化した。濾過miRNAの予測的および予後的役割を,受信者動作特性(ROC)曲線分析,ロジスティック回帰およびCox比例ハザード回帰分析およびKaplan-Meier生存分析を通して,トラスツズマブに基づく化学療法で治療した107の初期段階および68の転移性患者で検証した。【結果】miR-1246とmiR-155はトラスツズマブ耐性HER2陽性乳癌患者で最も上方制御されたmiRであり,トラスツズマブ感受性患者(n=32)と比較してトラスツズマブ耐性患者サンプル(n=32)でさらに検証された。MiR-1246は,感受性患者(p<0.001)から耐性を識別する際に,78.1%の感度と75%の特異性で,0.750のROC曲線領域を示し,一方,miR-155は,68.8%の感度と97.2%の特異性(p<0.001)で0.877のROC曲線領域を示した。予測因子と多変量解析は,miR-1246とmiR-155の高レベルが,初期段階の患者に対する不良な無イベント生存(EFS)と転移患者に対する不良無増悪生存率(PFS)を強く予測したことを示した。しかし,両miRNAは,全生存(OS)とは関連しないことが明らかになった。加えて,Kaplan-Meier生存分析は,miR-1246およびmiR-155の高い発現を有する初期段階および転移患者が,両miRの発現低下のそれらより,それぞれ,EFSまたはPFSが不良であることを示した。結論:この研究は,感受性患者からのトラスツズマブ耐性を区別する際に,循環エキソソームmiR-1246とmiR-155の貴重な役割を示した。Copyright Springer-Verlag GmbH Germany, part of Springer Nature 2020 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
腫ようの薬物療法  ,  抗腫よう薬の臨床への応用 

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