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J-GLOBAL ID:202002283662986606   整理番号:20A0107160

地震学的データを用いた応力インバージョン

Stress Tensor Inversion Using Seismological Data
著者 (4件):
資料名:
巻: 128  号:ページ: 797-811(J-STAGE)  発行年: 2019年 
JST資料番号: G0643A  ISSN: 0022-135X  CODEN: CGZAA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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地震の発生と山岳域の成長を含む地殻ダイナミクスを理解するためには,観測データから地球地殻の応力状態を推定することが重要である。本論文では,地震学的データを用いた応力テンソルインバージョン法についてレビューした。この技術は,本来,メカニズム解から得られた滑り方向データセットに適用されたものである。次いで,P波初動の極性データまたはセントロイドモーメントテンソル(CMT)解を用いる他の技術が開発されている。本論文では,各技術が構築する原理と基本的仮説について明らかにした。メカニズム解とP波初動データを用いたこれらの技術において,断層は,最大分解せん断応力方向に滑るというWallace-Bott仮説が主な役割を果たしている; すなわち,基本的に,Wallace-Bott仮説に基づいて得られた観測データが満足する応力状態を探索するものである。一方,CMTデータを用いた応力インバージョン法は,Wallace-Bott仮説に基づいていない; すなわち,その代わりに,地震によって解放された応力は,震源を囲む領域における応力テンソルに比例すると仮定される。また,これらの技術の特性と利点について,物理的および実用的観点から比較した。これらの技術をさらに改善し,それらの特性の差異と利点をより詳細に明らかにするために,合成データと実際のデータを用いてそれらの性能を比較することは有用である。(翻訳著者抄録)
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著者キーワード (12件):
分類 (2件):
分類
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地質構造・テクトニクス  ,  地震波伝搬 
引用文献 (49件):
タイトルに関連する用語 (2件):
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