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J-GLOBAL ID：202002283761179096   整理番号：20A2537219

出生後ジ-2-エチルヘキシルフタラート暴露は海馬歯状回形態形成に影響する【JST・京大機械翻訳】

Postnatal di-2-ethylhexyl phthalate exposure affects hippocampal dentate gyrus morphogenesis

著者 (3件)： Komada Munekazu (Department of Life Science, Kindai University, Higashiosaka, Osaka, Japan) ,  Nagao Tetsuji (Department of Life Science, Kindai University, Higashiosaka, Osaka, Japan) ,  Kagawa Nao (Department of Life Science, Kindai University, Higashiosaka, Osaka, Japan)
資料名： Journal of Applied Toxicology  (Journal of Applied Toxicology)
巻： 40  号： 12  ページ： 1673-1682  発行年： 2020年 
JST資料番号： E0787B  ISSN： 0260-437X  CODEN： JJATDK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ジ-2-エチルヘキシルフタラート(DEHP)は,柔軟なポリ塩化ビニルの生産のために最も一般的に使用されるフタル酸エステルである。ヒトにおける最近の研究は,広範なDEHP曝露を報告し,その代謝および排泄システムが未成熟である乳児における懸念を提起している。DEHPは潜在的内分泌撹乱化学物質であるが,神経発生に対する出生後DEHP曝露の影響は不明である。歯状回(DG)は,空間学習と同様に短期から長期記憶までの情報の圧密に重要である。DGにおける神経発生を評価することにより新生児DEHP曝露による神経発達毒性を評価した。新生マウスは,出生後日(PND)12から25までDEHPを経口投与した。DEHP曝露がPND26とPND110の特異的分化段階でニューロンに影響するかどうかを評価するために,異なる段階で神経マーカーを用いて免疫染色を行った。マウスにおいて,出生後DEHP曝露は,PND26の海馬DGにおける顆粒細胞と同様に,タイプ1,-2a,-2bおよび-3神経前駆細胞の数の減少につながることを見出した。更に,結果は,神経前駆体細胞増殖と分化もDEHP曝露マウスの海馬DGで低下することを示した。しかし,記憶と学習への影響は観察されなかった。全体として,著者らの結果は,出生後DEHP曝露による神経発達毒性が出生後DG形態形成に影響するかもしれないことを示唆する。Copyright 2020 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： ニューロン ,  ポリ塩化ビニル ,  新生児 ,  ヒト ,  分化 ,  *海馬 ,  *形態形成 ,  排泄 ,  乳児 ,  *歯状回 ,  免疫染色 ,  顆粒細胞
準シソーラス用語： 空間学習 ,  *出生 ,  神経発生 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 歯状回 ,  フタル酸ジ-2-エチルヘキシル ,  顆粒細胞 ,  神経幹細胞 ,  神経形成

分類 (2件)： その他の汚染原因物質  (SB05040W) ,  人間に対する影響  (EE05050C)

タイトルに関連する用語 (5件)： 出生 ,  暴露 ,  海馬 ,  歯状回 ,  形態形成