抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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目的:全股関節置換術後の血漿中血小板第IV因子(plateletfactor4、PF4)、トロンボモジュリン(thrombomodulin,TM)レベルと深部静脈血栓形成との関係を検討する。【方法】2016年7月から2018年3月まで,浙江省のLongli郡人民病院で治療を受けた全股関節全置換術患者95例(男性54例,女性41例)を,血栓群(52例)と無血栓群(43例)に分けた。同期健康診断者74例を対照群とし、対照群と研究群の全股関節置換後の血漿TM、PF4レベルを観察し、深部静脈血栓形成との関係を検討した。結果:研究グループと対照グループの性別、年齢、BMI、喫煙状況、家族歴、手術時間、麻酔方式などの一般資料を比較すると、有意差がなかった(P>0.05)が、研究グループの血漿トロンビン-抗トロンビン複合体は対照グループより明らかに高かった(P<0.05)。血栓群と血栓なし群の術後血漿TMとPF4レベルは術前より高く(P<0.05)、血栓群レベルは血栓なし群より高く、統計学的有意差があった(P<0.05)。TM、PF4による深静脈血栓のAUCはそれぞれ0.748、0.871であり、感度はそれぞれ65.30%、73.70%、特異性は74.70%、88.00%、PF4は全股関節置換後の深部静脈血栓の診断価値はTMより高かった。結論:全股関節置換術後の血栓患者体内のTM、PF4レベルは高くなり、全股関節置換術後の深部静脈血栓に対して一定の診断価値がある。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】