抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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・ブラインド音源分離手法は独立成分分析(ICA)やICAの多変量拡張にあたる独立ベクトル分析(IVA)を基礎に発展。<br/>・IVAは音源数<マイク数で分離性能は向上するが遅く,残響に脆弱。<br/>・独立ベクトル抽出(IVE),優決定IVA(OverIVA)は優決定条件におけるIVAの高速化,残響に脆弱。<br/>・残響除去手法WPEとICA/IVAの交互最適化は残響に強いが,最適化の計算コストが大。<br/>・本研究では,IVEの耐残響化を目的に,後部残響除去手法WPE(weighted prediction error)をIVEに統合。<br/>・提案手法IVEは,時間周波数領域における畳込混合から,混合前のすべての非定常信号を高速に抽出する手法。<br/>・非定常信号が1音源の場合のIVEは高い音源抽出性能とリアルタイム性(マイク数8でも動作可能)を実現した手法であることを実験により確認。