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J-GLOBAL ID：202002283887733061   整理番号：20A0637172

地域住民を対象とした防災情報の理解度等に関する基礎調査と可能最大洪水を想定した防災対応の提案

Proposed disaster response based on probable maximum flood evaluation to improve local awareness of disaster-related information

著者 (6件)： 呉修一 (富山県大) ,  千村紘徳 (中央コンサルタンツ) ,  地引泰人 (東北大) ,  佐藤翔輔 (東北大 災害科学国際研) ,  森口周二 (東北大 災害科学国際研) ,  邑本俊亮 (東北大 災害科学国際研)
資料名： 自然災害科学  (Journal of Japan Society for Natural Disaster Science)
巻： 38  号： 4  ページ： 449-467  発行年： 2020年02月29日 
JST資料番号： L0381A  ISSN： 0286-6021  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 激しい水に関連した災害は,台風や前線による降雨により,日本でほとんど毎年発生している。これらのイベントはしばしば避難問題を伴う。本報告では,宮城県と富山県の地域住民を対象にアンケート調査を行い,災害関連情報に対する意識を評価した。また,過去の災害対応中に発生した問題を調査するために,いくつかの市庁舎で会議を開催し,聞き取り調査を実施した。この解析の結果として,多くの人々が地域に流された災害情報を完全に理解しないと判断した。市役所は,災害対応に関する多くの困難な作業に責任を持っている。したがって,本研究で調査した避難問題を解決するために,初期避難が必要とされる高リスク地域を特定するために,可能最大洪水に基づいて新しい危険情報の分布を提案した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *住民 ,  *情報 ,  降雨 ,  台風 ,  宮城県 ,  富山県 ,  アンケート ,  避難 ,  *洪水 ,  災害情報 ,  *防災情報
準シソーラス用語： アンケート調査 ,  *地域住民

分類 (1件)： 自然災害  (RA02030M)

引用文献 (27件)：

• 牛山素行:2004年台風23号による人的被害の特徴,自然災害科学,Vol. 24,pp. 257-265,2005.
• 牛山素行:平成30(2018)年7月豪雨による人的避難等についての調査(速報)(2018/09/10版),\nhttp://disaster-i.cocolog-nifty.com/blog/2018/08/3020187-42c3.html(2018年12月28日アクセス)
• 梅松理美,呉 修一,真野 明,有働恵子:2013年7月山形集中豪雨被害特徴~月布川流域を一例として~,東北地域災害科学研究,Vol.50, pp.75-80, 2014.
• Ohara, N., Kavvas, M.L., Kure, S., Chen, Z.Q., Jang, S. and Tan, E.: Physically Based Estimation of Maximum Precipitation over American River Watershed, California, Journal of Hydrologic Engineering, Vol.16, No.4, pp.351-361, 2011.
• 大本照憲,藤見俊夫,小場隆太:河川災害における住民の避難行動と災害外力の相関分析,水工学論文集,Vol.52, pp.451-456, 2008.

タイトルに関連する用語 (8件)： 地域住民 ,  防災情報 ,  理解 ,  基礎調査 ,  洪水 ,  想定 ,  防災 ,  提案