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J-GLOBAL ID：202002283969663553   整理番号：20A1726576

ビトリマーの溶接界面に対する化学-機械的破壊モデル【JST・京大機械翻訳】

A chemo-mechanical fracture model for the welding interface of vitrimers

著者 (1件)： Meng Qinghua (State Key Laboratory for Strength and Vibration of Mechanical Structures, Department of Engineering Mechanics, School of Aerospace Engineering, Xi’an Jiaotong University, Xi’an 710049, China)
資料名： Mechanics of Materials  (Mechanics of Materials)
巻： 148  ページ： Null  発行年： 2020年 
JST資料番号： E0966A  ISSN： 0167-6636  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 熱硬化性高分子の溶接は,高分子科学と工学における長年の課題である。最近,開発した動的共有結合ポリマー(ビトリマーとしても知られる)は,界面溶接を達成するための有望な戦略を提供する。界面溶接と破壊挙動の基礎となる基本的な物理的メカニズムの理解は,この技術のフルポテンシャルを徹底的に調査するために極めて重要である。この目的のために,本論文では,ビトリマーにおける溶接界面の靭性を説明する化学-機械的破壊モデルを開発した。溶接における界面ビトリマーネットワーク微細構造の進展を,竹継手様構造モデルを用いてモデル化した。ネットワーク構造の発展に基づいて,溶接界面の破壊靱性を,界面亀裂の前に凝集領域における散逸歪エネルギーを統合することによって定式化し,その中で,指数形式を有する形状関数を提案して,ビトリマーネットワークの歪プロファイルを記述した。また,著者らの理論モデルは,溶接温度と時間との界面破壊靱性を相関させた。溶接界面の高い靭性を達成するために,溶接温度の最適範囲を同定した。ビトリマーネットワーク構造の増強により誘起される大きな凝集領域が界面破壊エネルギーの上昇をもたらすことを示す。このモデルによって予測した結果は,関連する実験測定値と良く一致した。本研究は,ビトリマーの溶接界面の強靭化機構を解読するのに役立つ。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *界面 ,  凝集 ,  ネットワーク ,  *溶接 ,  靱性 ,  破壊靱性 ,  高分子 ,  破壊力学 ,  歪エネルギー ,  定式化 ,  界面亀裂
準シソーラス用語： 理論モデル ,  界面破壊 ,  *破壊モデル ,  強靱化 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 破壊力学モデル ,  ネットワーク微細構造 ,  凝集領域 ,  界面溶接 ,  ビトリマー

分類 (1件)： 溶接設計,溶接構造物  (WC07140A)

タイトルに関連する用語 (5件)： ビトリマー ,  溶接 ,  界面 ,  化学 ,  破壊モデル