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J-GLOBAL ID:202002283989603099   整理番号:20A2249659

液体クロマトグラフィー-三重四重極質量分析による2-カルバ-環状ホスファチジン酸の薬物動態の評価【JST・京大機械翻訳】

Evaluation of the pharmacokinetics of 2-carba-cyclic phosphatidic acid by liquid chromatography-triple quadrupole mass spectrometry
著者 (12件):
資料名:
巻: 150  ページ: Null  発行年: 2020年 
JST資料番号: B0434C  ISSN: 1098-8823  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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環状ホスファチジン酸(cPA)は,癌転移および変形性関節症を抑制するリゾリン脂質メディエーターである。また,一過性虚血後の多発性硬化症や遅発性神経細胞死などの疾患において神経保護的役割がある。新しい治療戦略の開発のためにcPAの特性を利用するために,いくつかのcPA誘導体を合成し,有望な候補として2-カルバ-cPA(2ccPA)を発見した。治療薬として2ccPAを開発するために,本研究では液体クロマトグラフィー-三重四重極質量分析による2ccPAの薬物動態プロファイルを調べた。2ccPAを1.6mg/kgの用量でマウスに腹腔内投与すると,血漿中の2ccPAの半減期は16分であった。2ccPAは16mg/kgでマウスに腹腔内に投与し,投与後20分で脳を含む各器官に分布した。2ccPAは中性またはアルカリ性条件(例えば腸)で安定であったが,酸性条件(例えば胃)では不安定であった。2ccPAを腸溶性カプセルを用いて胃耐性型としてラットに経口投与したとき,血漿2ccPAレベルは2時間でピークに達し,その後,投与後10時間でもゆっくり減少し,持続的に検出された。ここでは,カプセルから2ccPAの連続放出が,リゾホスホリパーゼD活性を低下させ,また,ラットのリゾホスファチジン酸の血漿レベルを低下させる効果に関する知見を示した。これらの知見は,いくつかの疾患における2ccPAの応用を評価するためのさらなる研究に有用である。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (5件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
生物学的機能  ,  消炎薬の基礎研究  ,  抗腫よう薬の基礎研究  ,  有機化合物の各種分析  ,  生物薬剤学(基礎) 

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