OMMTの層間間隔とPLAの結晶度を調節することによるPLA/OMMT膜のガスバリア特性の改善【JST・京大機械翻訳】

Li Fenfen; Zhang Caili; Zhang Caili; Weng Yunxuan; Weng Yunxuan

文献

J-GLOBAL ID：202002284001835527 整理番号：20A2041406

OMMTの層間間隔とPLAの結晶度を調節することによるPLA/OMMT膜のガスバリア特性の改善【JST・京大機械翻訳】

Improvement of the Gas Barrier Properties of PLA/OMMT Films by Regulating the Interlayer Spacing of OMMT and the Crystallinity of PLA

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資料名：
巻： 5 号： 30 ページ： 18675-18684 発行年： 2020年
JST資料番号： W5044A ISSN： 2470-1343 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：アメリカ合衆国 (USA) 言語：英語 (EN)

生分解性充填用途の場合,高いガスバリア性能を確保する必要がある。しかし,生分解性ポリ-(乳酸)(PLA)のガスバリア特性は,あまり効果的でない。ナノ複合材料はバリア性能を高めるための革新的な解決策を提供できる。本研究では,有機改質モンモリロナイト(OMMT)(0,2,4,6,8,10wt%)含有PLA/OMMTナノ複合材料の異なる重量パーセントを溶融混合により調製した。エチレングリコールジグリシジルエーテル(EGDE)を用いてOMMTの層間間隔を制御し,PLA/OMMT膜のガスバリア性能をさらに改善するためにPLA結晶度を増加させた。PLAの結晶性は,EGDE修飾OMMTが効率的な核形成剤として役立つので,著しく改善された。PLA/EGDE/OMMT膜は,OMMT層間の空間に関してブリッジとして機能するPLA結晶を介して隣接OMMT層を結合させるユニークな構造を示した。PLA/EGDE_4/OMMT-6膜のO_2透過性は,純PLA膜に比べて約79%減少した。X線回折および示差走査熱量測定分析は,PLA/EGDE_4/OMMT-6膜の還元酸素透過性が,主にPLAマトリックスの高い結晶性および2つの隣接層間のPLA結晶の架橋効果に起因することを示した。実験結果に基づき,相対透過率とvol%OMMTの間の関係は,S=0のとき,Bharadwajモデルを用いて得た予測値と良く一致した。添加したEGDEは,主にエポキシ開環により形成されたEGDEのヒドロキシル基の分解のため,熱安定性と引張強度を弱め,これらのヒドロキシル基はPLAマトリックス分解を促進した。しかし,包装フィルムの実用化温度は熱分解温度よりかなり低い。従って,熱分解温度の低下は包装フィルムの使用に影響しない。Copyright 2020 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

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高分子固体の構造と形態学 , 充填剤,補強材

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