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J-GLOBAL ID：202002284052590535   整理番号：20A0796645

多発性硬化症における顔面麻痺の臨床的および放射線学的所見【JST・京大機械翻訳】

Clinical and radiological findings of facial paralysis in multiple sclerosis

著者 (7件)： Di Stadio Arianna (Otolaryngology Department, University of Perugia, Perugia, Italy) ,  Dipietro Laura (Highland Instruments, Cambridge (MA), United States) ,  Ralli Massimo (Department of Sense Organs, Sapienza University of Rome, Italy) ,  Greco Antonio (Department of Sense Organs, Sapienza University of Rome, Italy) ,  Ricci Giampietro (Otolaryngology Department, University of Perugia, Perugia, Italy) ,  Messineo Daniela (Oncology and Anatomopathological Department, Sapienza University of Rome, Italy) ,  Bernitsas Evanthia (Multiple Sclerosis Center, Wayne State University, Detroit (MI) United States)
資料名： Multiple Sclerosis and Related Disorders  (Multiple Sclerosis and Related Disorders)
巻： 37  ページ： Null  発行年： 2020年 
JST資料番号： W3397A  ISSN： 2211-0348  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 中枢性または末梢性顔面神経麻痺(FP)の診断は,伝統的に臨床評価に基づいている。本研究は,これらの患者における中枢性または末梢性FPの診断に対する支持証拠を追加する目的で,多発性硬化症(MS)患者におけるFPの臨床評価と病変部位との関係を磁気共鳴画像(MRI)により検討することを目的とした。米国,ウィン州大学のMSセンターにおいて,2016年1月から2019年1月の間にMS治療を受けた患者からのデータについて遡及的研究を行い,観察期間中に少なくとも1回のFPを提示した。各患者から以下のデータを収集した:人口統計学,MS発症からの時間,FPの側面,FP型(中央または末梢,臨床的に評価した),FP開始,FP治療の開始からの時間経過,FP再発の数,病変の存在/不在,および位置をMRI上で可視化した。相関分析を行い,FPの臨床評価が異なる場所におけるMRI病変の存在と相関することを評価した。18名の患者を本研究に含めた。13人の患者(72.2%)において,FPは末梢に分類された。それらの間で,5つ(38.4%)だけが,ponにおいて1つ以上の病変を示した。橋における病変の存在と末梢FPの存在の間の相関は統計的に有意であった(p=0.02)。皮質における病変の存在(末梢として臨床的に評価されたFP患者の61.5%で観察された)と末梢として臨床的に評価されたFPの存在の間の相関も統計学的に有意であった(p=0.01)。最後に,皮質における病変の存在は,中心として臨床的に評価されたFPの存在と有意に相関していた(p=0.02)。臨床的に末梢に分類されるFPは,皮質または橋における中心病変により引き起こされ,末梢顔面神経損傷により引き起こされる可能性がある。MS患者において,FPは疾患の発症時に出現し,Bell麻痺と誤診される可能性がある。臨床医は慎重にFP診断にアプローチし,薬理学的治療を追求する前に脳と時間的骨MRIを行うべきである。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： NMRイメージング ,  *顔面神経麻痺 ,  薬物療法 ,  *多発性硬化症 ,  皮質 ,  放射線医学 ,  可視化
準シソーラス用語： 後向き研究 ,  末梢性顔面神経麻痺 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 多発性硬化症 ,  顔面神経麻痺 ,  磁気共鳴イメージング ,  臨床評価 ,  中枢性および末梢性顔面麻痺

分類 (2件)： 免疫性疾患・アレルギー性疾患一般  (GD04010C) ,  神経系の疾患  (GN03000O)

タイトルに関連する用語 (5件)： 多発性硬化症 ,  顔面麻痺 ,  臨床 ,  放射線学 ,  所見