文献

J-GLOBAL ID：202002284141009521   整理番号：20A2806115

2段ランキンサイクルを用いた海洋温度差発電プラントの温海水流量を入力とした状態空間モデル

Construction of a State Space Model with Warm Seawater Flow Rate Input for an OTEC Plant Using Double-stage Rankine Cycle

著者 (6件)： 陶山大暉 (佐賀大) ,  松田吉隆 (佐賀大) ,  杉剛直 (佐賀大) ,  後藤聡 (佐賀大) ,  安永健 (佐賀大) ,  池上康之 (佐賀大)
資料名： 自動制御連合講演会(CD-ROM)  (自動制御連合講演会講演論文集(CD-ROM))
巻： 63rd (Web)  ページ： ROMBUNNO.2H2-1 (WEB ONLY)  発行年： 2020年 
JST資料番号： F0989D  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・海洋温度差発電(OTEC)は地熱発電のような安定性と高稼働率,海洋深層水との複合利用,スケールメリットによる経済性から,再生可能エネルギー源として注目。
・簡易動的モデルを用いた複数流量のPI制御器で発電量制御を行っているが,制御パラメータを試行錯誤で決定しており,制御器の設計に多大な労力が必要。
・本研究では,系統的な制御器設計のために2段ランキンサイクルを用いたOTECプラントの状態空間モデル構築について検討。
・ステップ応答と発電量制御のシミュレーションにより,その有効性と限界を確認。

シソーラス用語： *温度差発電 ,  深層水 ,  価値 ,  効果 ,  *ダイナミックモデル ,  フィードバック制御 ,  パラメータ ,  調整 ,  *Rankineサイクル
準シソーラス用語： PI制御 ,  スケールメリット ,  *OTEC ,  海洋深層水 ,  制御パラメータ ,  *動的モデル

分類 (1件)： その他の発電  (NB03140M)

引用文献 (8件)：

• 近藤俶郎(編著):海洋エネルギー利用技術(第2版),森北出版(2015)
• 後藤和彦,後藤聡,杉剛直,松田吉隆,森崎敬史, 池上康之:ランキンサイクルを用いた海洋温度差発電プラントの簡易動的モデルの構築,システム制御情報学会論文誌,Vol. 29,No. 1,pp. 40-50(2016)
• S. Goto, Y. Matsuda, T. Sugi, T. Morisaki, T. Yasunaga, Y. Ikegami and N. Egashira: Web Application for OTEC Simulator Using Double-stage Rankine Cycle, IFAC PapersOnLine, Vol. 50, No. 1, pp. 121-128 (2017)
• Yoshitaka Matsuda, Riku Oouchida, Takenao Sugi, Satoru Goto, Takafumi Morisaki, Takeshi Yasunaga and Yasuyuki Ikegami: Simultaneous Regulation of Multiple Flow Rates for Power Generation Control of OTEC Plant Using Doublestage Rankine Cycle, Proceedings of SICE Annual Conference 2018, September 11-14, 2018, Nara Kasugano International Forum, Nara, Japan, pp.983-988 (2018)
• Yoshitaka Matsuda, Daiki Suyama, Takenao Sugi, Satoru Goto, Takeshi Yasunaga, Yasuyuki Ikegami: Construction of a State Space Model for an OTEC Plant Using Rankine Cycle with Heat Flow Rate Dynamics, Preprints of the 21st IFAC World Congress (Virtual), Berlin, Germany, July 12-17, 2020, pp. 13225-13230 (2020)

タイトルに関連する用語 (5件)： ランキンサイクル ,  海洋温度差発電 ,  プラント ,  水流量 ,  状態空間モデル