文献

J-GLOBAL ID：202002284255239335   整理番号：20A2135729

水溶液中のナフテン酸の迅速検出のための微生物電気化学バイオセンサ【JST・京大機械翻訳】

Microbial electrochemical biosensor for rapid detection of naphthenic acid in aqueous solution

著者 (3件)： Chung Tae Hyun (Civil and Environmental Engineering, University of Alberta, 9211-116 Street NW, Edmonton, AB T6G 1H9, Canada) ,  Meshref Mohamed N.A. (Civil and Environmental Engineering, University of Alberta, 9211-116 Street NW, Edmonton, AB T6G 1H9, Canada) ,  Dhar Bipro Ranjan (Civil and Environmental Engineering, University of Alberta, 9211-116 Street NW, Edmonton, AB T6G 1H9, Canada)
資料名： Journal of Electroanalytical Chemistry  (Journal of Electroanalytical Chemistry)
巻： 873  ページ： Null  発行年： 2020年 
JST資料番号： D0037A  ISSN： 1572-6657  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： オイルサンド操作から発生する加工水において,ナフテン酸(NAs)を急性毒性の一次源の1つとして同定し,内分泌撹乱能を評価した。したがって,水性環境マトリックス中のNAsのモニタリングはオイルサンドと原油生産産業にとって極めて重要である。NAの一般的に使用される分析法は,Fourier変換赤外分光法,ガスクロマトグラフィー-質量分析,及び高速液体クロマトグラフィーを含む。しかし,これらの方法は,時間がかかり,高価であり,検体は分析用分析研究室に送られる必要がある。本研究では,水試料中のモデルNA化合物(シクロヘキサンカルボン酸)の迅速検出のための微生物電気化学細胞(MXC)に基づくバイオセンサを初めて示した。MXCバイオセンサの連続閉回路操作の下で,電気応答(ピーク電流)は,モデルNA濃度50から250mgCOD/Lまでかなり比例(R2=0.64)であった。しかし,バイオセンサの充電-放電操作は,連続閉回路動作に対して観測されたものより,ピーク電流を90-124倍大きく増加させた。さらに,モデルNA濃度とピーク電流(R2=0.96)との間に直線関係が観察された。さらに,このバイオセンサが塩分レベルおよび温度変化に敏感であることを明らかにした。しかし,一度較正すると,モデルNA濃度の測定に使用できる。全体として,この研究の結果は,更なる開発により,MXCバイオセンサがオイルサンドプロセス影響水中のNA濃度を監視するための簡単な生物分析ツールとして使用できることを示した。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 放電 ,  原油 ,  *微生物 ,  閉路 ,  オイルサンド ,  塩分 ,  充電 ,  *ナフテン酸 ,  *電気化学 ,  GC-MS分析 ,  急性毒性 ,  高速液体クロマトグラフィー ,  *バイオセンサ ,  FTIR分光法
準シソーラス用語： ピーク電流 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： 微生物電気化学バイオセンサ ,  ナフテン酸 ,  オイルサンドプロセスに影響された水 ,  シクロヘキサンカルボン酸

分類 (2件)： 分析機器  (CC02020S) ,  電気化学反応  (CB07050F)

タイトルに関連する用語 (4件)： 水溶液 ,  ナフテン酸 ,  微生物 ,  電気化学バイオセンサ