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J-GLOBAL ID：202002284264776621   整理番号：20A2536311

パーライトレール鋼のミクロ組織と耐摩耗性に及ぼすベイナイト変態の影響【JST・京大機械翻訳】

Effect of bainitic transformation on the microstructure and wear resistance of pearlitic rail steel

著者 (5件)： Tressia Gustavo (Department of Mechanical Engineering, Universidade de Sao Paulo Escola Politecnica, Sao Paulo, Brazil) ,  Alves Luis H.D. (Department of Metallurgy and Materials Engineering, Universidade de Sao Paulo, Sao Paulo, Brazil) ,  Sinatora Amilton (Instituto Tecnologico Vale, Ouro Preto, UK) ,  Goldenstein Helio (Department of Metallurgy and Materials Engineering, Universidade de Sao Paulo, Sao Paulo, Brazil) ,  Masoumi Mohammad (Centro de Engenharia, Modelagem e Ciencias Sociais Aplicadas, UFABC, Brazil)
資料名： Industrial Lubrication and Tribology  (Industrial Lubrication and Tribology)
巻： 72  号： 9  ページ： 1095-1102  発行年： 2020年 
JST資料番号： E0093A  ISSN： 0036-8792  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 目的:本研究では,ベイナイト変態下の化学組成未改質従来のパーライト鋼からのベイナイトフェライトの板内の微細炭化物の分散からなる下部ベイナイト構造を開発し,引張特性と耐摩耗性に及ぼすその影響を調べた。設計/方法論/アプローチ:市販の超共析パーライトレール鋼を3つの異なるベイナイト変態処理に供し,続いて焼戻し,DIL805 BAEHR膨張計で望ましいミクロ組織を開発した。包括的微細構造研究を,走査電子顕微鏡とエネルギー分散X線分光法により行った。最後に,機械的性質および耐摩耗性を,引張,微小硬さおよびピンオンディスク試験により評価した。調査結果は,機械的性質と滑り摩耗抵抗の最良の組合せが,300°Cで600sのベイナイト変態,続く400°Cで300sの焼戻しの試料で得られたことを示した。ベイナイト系フェライト構造を含むこの試料は,接触表面での機械的に誘起された変態により,受け入れたパーライト試料よりも約20%高い硬度および約53%少ない質量損失を示した。パーライト鋼は鉄道の建設に広く用いられているが,最近の研究では,同じレール鋼でのベイナイト変態は,同じ硬度値で従来のパーライトレールよりも高い耐摩耗性と疲労強度を示した。このようなベイナイトミクロ組織は,鉄道産業において大きな興味である機械的性質と耐摩耗性を改善する。ピアレビュー:本論文のピアレビュー歴史は,https://publons.com/publon/10.1108/ILT-07-2019-0282/で利用可能である。Copyright 2020 Emerald Publishing Limited All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 化学組成 ,  走査電子顕微鏡 ,  *耐摩耗性 ,  微小硬さ ,  フェライト ,  *レール鋼 ,  *パーライト ,  *ベイナイト ,  共析鋼 ,  引張 ,  *ベイナイト変態 ,  疲れ強さ ,  焼戻 ,  エネルギー分散X線分光分析 ,  滑り摩耗

著者キーワード (4件)： ピンオンディスク試験 ,  ベイナイト変態 ,  従来のパーライトレール ,  縮退パーライト

分類 (2件)： 潤滑一般  (QB02010S) ,  金属の機械的性質  (BL01022T)

タイトルに関連する用語 (5件)： パーライト ,  レール鋼 ,  ミクロ組織 ,  耐摩耗性 ,  ベイナイト変態