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J-GLOBAL ID:202002284306034048   整理番号:20A0635105

スピン中心上のH結合は有機ジラジカルのスピン-スピン結合を増強する【JST・京大機械翻訳】

H-Bonding on spin centres enhances spin-spin coupling for organic diradicals
著者 (3件):
資料名:
巻:号: 10  ページ: 3402-3408  発行年: 2020年 
JST資料番号: W2383A  ISSN: 2050-7526  CODEN: JMCCCX  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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有機磁性材料はそれらの可能性を実現するために十分な磁気結合を持つ必要がある。分子構造が最終的に分子の性質を決定するので,多くのカップリング研究は分子内修飾に基づいている。本研究では,非共有相互作用,特に水素結合(HB)を,ジラジカルにおける磁気結合を増強する戦略として探求した。モデル系を,アセチレン架橋フェニレン結合器を有するスピン中心(SCs)として,ニトロキシド(NO)とニトロニルニトロキシド(NN)に基づいて概念化した。SCの組合せと配向を選択し,強磁性ジラジカルが結果として,二つのNOがメタ方向に配向(mNO-NO)し,NOとNNがパラ位置(pNN-NO)であることを意味した。水素結合を,HBドナー(HX=HF,HCl,HBr,H_2O,およびNH_3)としてHXを用いて,mNO-NOおよびpNN-NOに導入した。Hb相互作用エネルギーを,HF>HCl>H_2O≒HBr>NH_3の順の相対強度で計算した。減少した密度勾配(RDG)はHBの存在を確認し,HXの相対強度は増分的に変化する。これを用いて,HB相互作用エネルギーがジラジカル磁気結合にどのように影響するかを調べた。J値を通して明らかになった磁気結合はHB強度に線形依存性を持つことが分かった。改良されたJ値は,主要な原子サイトNとOの全スピン密度値の減少と関連している。本研究は,有機磁性材料における磁気交換をさらに増加させるためのHBの潜在的使用を実証した。本研究から得られた洞察はジラジカル凝集体の設計に使用できる。Copyright 2020 Royal Society of Chemistry All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
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有機化合物のルミネセンス  ,  塩基,金属酸化物  ,  無機化合物のルミネセンス 
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