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J-GLOBAL ID：202002284400446988   整理番号：20A1056174

結腸と直腸からの内臓痛:機械伝達と生体力学【JST・京大機械翻訳】

Visceral pain from colon and rectum: the mechanotransduction and biomechanics

著者 (2件)： Feng Bin (Department of Biomedical Engineering, University of Connecticut, Storrs, CT, USA) ,  Guo Tiantian (Department of Biomedical Engineering, University of Connecticut, Storrs, CT, USA)
資料名： Journal of Neural Transmission  (Journal of Neural Transmission)
巻： 127  号： 4  ページ： 415-429  発行年： 2020年 
JST資料番号： A1107A  ISSN： 0300-9564  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 内臓痛は,過敏性腸症候群(IBS)のような機能性消化器(GI)疾患の主要症状であり,患者の胃腸管への来院の主要な原因である。IBS関連内臓痛は,通常,化学的,生物学的,熱的および機械的条件において体外の環境と大きく異なる管腔内環境である遠位結腸および直腸(直腸)から生じる。従って,内臓痛はいくつかの重要な精神物理学的特徴における皮膚痛とは異なり,他のタイプの疼痛に対して開発された薬物による内臓痛の不十分な管理の基礎となる可能性がある。結腸直腸内臓痛は,通常,皮膚からの疼痛を誘発する加熱,切断,ピンチング,または穿孔よりも機械的膨満/伸展から誘発される。従って,機械的伝達,すなわち感覚求心による結腸直腸機械刺激の符号化はGI関連内臓痛の基礎となる機構に重要である。本レビューでは,結腸直腸の機械刺激を,中枢神経系(CNS)を形成するための感覚求心により,結腸直腸の機械的刺激を作用電位の列に変換する過程に焦点を当てた。著者らは,結腸直腸機械刺激の求心性符号化に関する神経生理学的研究を要約し,機械情報伝達において重要な役割を果たす結腸直腸生体力学の理解における最近の進歩を強調し,結腸直腸求心における機械的感受性イオンチャンネルに関する研究をレビューする。本レビューでは,内臓痛を管理するための新しい戦略としての結腸直腸機械情報伝達の標的化に焦点を当てた。これは,機械的形質導入が末梢器官から生じるために,CNS副作用が限られている利点がある。Copyright Springer-Verlag GmbH Austria, part of Springer Nature 2019 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 電位 ,  胃腸管 ,  形質導入 ,  *結腸 ,  消化器 ,  中枢神経系 ,  *直腸 ,  副作用 ,  疼痛 ,  機械刺激 ,  イオンチャンネル ,  ターゲティング ,  過敏性腸管症候群 ,  生体力学
準シソーラス用語： *内臓痛 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： メカノトランスダクション ,  過敏性腸症候群 ,  内臓求心路 ,  結腸直腸 ,  機械感受性イオンチャンネル

分類 (2件)： 消化器の疾患  (GH03000W) ,  消化器の診断  (GH02000P)

タイトルに関連する用語 (4件)： 結腸 ,  直腸 ,  内臓痛 ,  生体力学