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J-GLOBAL ID：202002284466736694   整理番号：20A0023469

高温微小金属球水中急冷時の蒸気膜形成状況の観察

Observation of Vapor Film around a High Temperature Small Metal Sphere during Water Quenching

著者 (2件)： 島岡三義 (奈良工高専) ,  中村篤人 (奈良工高専)
資料名： 奈良工業高等専門学校研究紀要(Web)  (Research Reports. National Institute of Technology, Nara College (Web))
号： 53  ページ： 24-29 (WEB ONLY)  発行年： 2018年03月 
JST資料番号： U1795A  ISSN： 0387-1150  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 小球プローブ周辺に形成した蒸気膜およびその崩壊過程の観察は高温プローブの水焼入れの際の沸騰現象を明確にするために不可欠である。直径4mmのインコネル600ボールプローブを用いた焼入れ実験を,Tawaraの概念に従いArimotoによって再構築および改善された試験システムによって実施した。このプローブは回転半径100mmの回転アームの頂部に固定されている。実験条件は次の通りで,それぞれ,水過冷却温度は55~85°Cおよびプローブの接線速度は15~70mm/sである。ビデオ画像をフレーム速度1/30sおよびシャッター開放時間1/1000sの条件で撮影した。得た冷却曲線は同じ焼入れ条件において良好な繰返し性を示した。プローブ周辺に形成した蒸気膜はプローブに挿入されたカシメ部から崩壊した。蒸気膜の崩壊方向は水過冷却よりもむしろプローブ速度に依存した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *焼入 ,  プローブ ,  剛体球 ,  インコネル ,  *水冷 ,  度 ,  回転数 ,  *膜 ,  崩壊 ,  沸騰 ,  撮影
準シソーラス用語： 金属球 ,  過冷却度 ,  回転速度 ,  *蒸気膜 ,  ビデオ撮影

分類 (2件)： 熱処理技術  (WC03020T) ,  相変化を伴う熱伝達  (PA02040V)

タイトルに関連する用語 (7件)： 微小 ,  金属球 ,  水中 ,  急冷 ,  蒸気膜 ,  状況 ,  観察