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J-GLOBAL ID:202002284499302028   整理番号:20A0746778

グルタルアルデヒド架橋によるマイクロフルイディクスにおける流動集合キトサン膜の性質の調節【JST・京大機械翻訳】

Modulating the properties of flow-assembled chitosan membranes in microfluidics with glutaraldehyde crosslinking
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資料名:
巻:号: 12  ページ: 2519-2529  発行年: 2020年 
JST資料番号: W2382A  ISSN: 2050-750X  CODEN: JMCBDV  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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Flow集合キトサン膜は,勾配発生や細胞-細胞シグナル伝達の研究などの重要な応用に使用されているマイクロ流体デバイスで形成されるロバストで半透過性ヒドロゲル構造である。しかし,一つの挑戦は未解決のままである。フロー集合したポリジメチルシロキサン(PDMS)マイクロチャネルを,PDMS上の生体分子と細胞吸着を防ぐために,Pluronic F-127のような抗接着剤で処理すると,DCMとPDMS間の相互作用は損なわれ,DCMは容易に剥離する。この挑戦に取り組むために,マイクロフルイディクス中のDCMsをグルタルアルデヒドで架橋し,それらの特性を調節し,グルタルアルデヒド処理キトサン膜(GTCM)の変化した特性を調べた。最初に,GTCMの酸性抵抗を確認し,静水圧に対するその機械的ロバスト性は著しく改善され,それはPluronic処理後にPDMS上で無傷のままであった。第二に,DCMとGTCMにおける結晶化を定量的偏光顕微鏡(qPLM)により調べ,GTCMの光学的遅延と異方性が低く,DCMにおけるよりも分子配列が少ないことを示した。最後に,膜透過性をFITC標識デキストラン輸送実験により試験し,GTCMを横切る輸送がDCMを横切るそれよりわずかに高いことを示した。全体として,グルタルアルデヒド架橋キトサン膜は,より良好な酸性抵抗性,Pluronic処理下でのより高い強度,およびより少ない分子配向性を有し,一方,その半透過性は保持された。本研究は,グルタルアルデヒド架橋が,酸性環境やPluronic不動態化が必要な場合のような,より広い応用のために,生体高分子膜特性を修飾し,改善するために使用できることを示している。Copyright 2020 Royal Society of Chemistry All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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