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J-GLOBAL ID:202002284522717704   整理番号:20A0536287

プライミング血液のゼロバランス限外濾過は,心肺バイパスを受ける乳児におけるプライミング成分を修飾し,臨床転帰を改善する:無作為化対照試験【JST・京大機械翻訳】

Zero-balance ultrafiltration of the priming blood modifies the priming components and improves the clinical outcome in infants undergoing cardiopulmonary bypass: A randomized controlled trial
著者 (4件):
資料名:
巻: 44  号:ページ: 288-295  発行年: 2020年 
JST資料番号: T0175A  ISSN: 0160-564X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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乳児における心肺バイパス(CPB)の必要性は,大量の容積対血液量比のためにユニークな課題を示す。充填赤血球(PRBC)は,それらの非生理的組成と浸透圧により長期貯蔵により悪化する傾向がある。新生児において血液プライミングが不可避であることを考えると,代謝負荷と浸透圧はCPB開始前に減少することが示唆される。0.45%食塩水によるプライミング血液のゼロバランス限外ろ過(Z-BUF)が代謝負荷と浸透圧を修飾し,生理学的状態を達成するのに十分であるという仮説を試験するために本研究を行った。CPBを受けている10kg未満の体重を有する60人の乳児を対照群またはZ-BUF群にランダムに割り当て,プライミング血液のZ-BUFを後者群において実施した。電解質と浸透圧をプライミング血液で測定した。出血量,輸血率,機械的換気の長さ,集中治療室(ICU)における滞在の長さ,体温,および腎臓バイオマーカーを2群間で比較した。プライミング血液における浸透圧とカリウム,ナトリウム,グルコース,塩化物と乳酸塩のレベルは,Z-BUF(P<0.01)の後,有意に減少した。Z-BUF群は,術後失血の有意な減少を示した。術後輸血;抜管までの時間;ICUにおける滞在の長さ;術後24時間の乳酸,ナトリウム,および血液尿素窒素のレベル,および術後18時間の体温(P<0.05)。しかし,ICUへの入院後の体温と血清クレアチニンおよび血中尿素窒素のレベルに関して,2群間で統計的に有意差は見られなかった。本研究の結果は,プライミング血液のZ-BUFが,プライミング血液の組成を有意に改変し,患者間の臨床転帰を改善するので,CPBを受ける乳児において有用な戦略であることを示した。Copyright 2020 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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