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J-GLOBAL ID:202002284536107927   整理番号:20A0226780

健常成人における鼻空気流変数の規範範囲【JST・京大機械翻訳】

Normative ranges of nasal airflow variables in healthy adults
著者 (13件):
資料名:
巻: 15  号:ページ: 87-98  発行年: 2020年 
JST資料番号: W4459A  ISSN: 1861-6410  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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鼻気流の計算流体力学(CFD)シミュレーションに基づく仮想手術計画は,鼻気道閉塞(NAO)患者に対する手術結果を改善する可能性を有する。仮想手術計画は,気流変数の正規範囲を必要とするが,これまでの研究では,健常被験者間の鼻気流の個人間変動性を定量化していない。本研究は,47人の健常成人における鼻気流のCFDシミュレーションを報告する。解剖学的に正確な三次元鼻モデルをコーンビームコンピューター断層撮影スキャンから再構成し,250ml/sの両側流量を有する定常状態吸気気流シミュレーションに用いた。鼻閉塞症状評価と視覚アナログスケールを用いて,鼻開存の正常な主観的感覚を確認した。主観的鼻開存性と相関することが知られているいくつかのCFD変数に対する健康範囲を,片側気流,鼻抵抗,空気空間最小断面積(mCSA),熱流束(HF)および粘膜冷却により刺激された表面積(HF>50W/m2)を含む計算した。正常範囲は,健康な個体群の95%を含むことを目標として,順序統計に基づく非パラメトリック方法を使用して計算した。鼻気流における広範囲の個人間変動が健常者間で観察された。片側気流は60から191ml/sまで変化し,気流分配は23.8から76.2%の範囲にあり,片側mCSAは0.24から1.21cm2まで変化した。これらの範囲は,文献からのrhinomanometryおよび音響rhinometryデータと良く一致した。本研究の重要な革新は,粘膜冷却に関連する流れ変数の正常範囲であり,最近の研究は鼻気流感覚の主要な生理学的機構であることを示唆している。片側HFは94から281W/m2の範囲にあったが,冷却により刺激された表面積は27.4から64.3cm2の範囲であった。これらの正常範囲は,NAO患者に対する将来の仮想手術計画における標的として役立つ可能性がある。Copyright 2019 CARS Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
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医用画像処理  ,  パターン認識  ,  人工知能 
タイトルに関連する用語 (5件):
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