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J-GLOBAL ID:202002284636111465   整理番号:20A0584442

ラット脳の視床下部上乳頭核と食欲および動機関連領域との間の神経結合性【JST・京大機械翻訳】

Neural connectivity between the hypothalamic supramammillary nucleus and appetite- and motivation-related regions of the rat brain
著者 (4件):
資料名:
巻: 32  号:ページ: e12829  発行年: 2020年 
JST資料番号: W0150A  ISSN: 0953-8194  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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上乳頭核(SuM)は食欲制御において新たな役割を有する。著者らは,ラットSuMが空腹時または摂食時に活性化され,グレリン投与により活性化されることを示した。本研究では,ラットにおけるSuMと重要な食欲および動機付け関連核の間の連結性を特性化した。成体野生型ラットまたはチロシンヒドロキシラーゼ(TH)プロモーター(TH-Creラット)の制御下でCreレコンビナーゼを発現するラットにおいて,c-Fos免疫組織化学を用いて外側視床下部(LH),背内側視床下部(DMH)または腹側被蓋領域(VTA)の活性化を高糖,高脂肪食の随意摂取後に視覚化し,相関させた。神経解剖学的連結性を決定するために,著者らは逆行性および順行性追跡法を用いて,特にニューロンの入力およびsummの出力を調べた。食物摂取後,summにおけるc-Fos発現とLH,DMHおよびVTAとの間に正の相関があった(P=0.0001,0.01および0.004)。逆行性トレーサとしてFluoro-Rubyを用いて,LH,DMH,VTAおよび腹内側視床下部(VMH)からsummへの入力の存在を実証した。summはLHとDMHへの相互入力を示し,著者らはsummからDMHまでTH陽性出力を同定した。著者らは,VMHにおけるTHに対して,またはLHおよびDMHにおけるTH,オレキシンおよびメラニン濃縮ホルモンに対して,逆行性標識切片を共標識した。しかしながら,著者らは,いかなる逆行性標識細胞とも免疫活性の共局在化を観察しなかった。TH-Creラットにおけるウイルスマッピングは,相反するSuMM-DMH結合の存在を確認し,それぞれ,TH陽性細胞がsummとVTAから外側中隔領域と帯状皮質に向かうことを示す。これらのデータは,食欲制御に関与する脳領域へのsummの連結性の証拠を提供し,摂食行動を制御する脳回路をさらに特性化することを目的とした機能的および行動的研究の基礎を形成する。Copyright 2020 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
神経の基礎医学  ,  中枢神経系 

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