抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本研究の目的は,枠組壁構造に対するフィンガージョイントスギ(Cryptomeria japonica)寸法材(寸法コード204,304および404)の強度特性に及ぼすフィンガーカッタおよび切削速度の影響を評価することである。2種類のフィンガーカッタと2つの切削速度(1刃当たりの送り=0.50,1.0mm/刃)を選定し,非およびフィンガージョイント材の曲げ強度をフラット方向とエッジ方向に対して測定した。2種類のフィンガーカッタによる木材切断のフィンガー長は,それぞれ約16.7および15.2mmであった。フィンガージョイント材の最大荷重での曲げ強さとたわみは,非接合木材のものより小さい。それらの弾性率はほとんど同じである。各寸法コード204,304,または404フィンガージョイント寸法材の最大荷重での曲げ強さとたわみは,フィンガーカッタの種類と各荷重方向における切削速度に影響されない。(翻訳著者抄録)