抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
コンテナ苗を出荷する際,根鉢が柔らかすぎて崩れる,逆に硬すぎて育成孔から抜き取れない問題がありました。そこで根鉢が適度に形成された苗木を育成するため,根鉢の形成を評価する方法を開発しました。まず,根鉢の崩れやすさを表す指標として根鉢を落下させて脱落した土壌量,根鉢の抜き取りにくさを表す指標として育成孔から引き抜く際の力を測定しました。その結果,根の量が多い苗木ほど脱落土壌量は少なく,引き抜き力は大きくなりました。また,これらの指標は苗木の高さ(苗長)より根元の太さ(地際直径)と強い関係がありました。したがって,育成孔内の根鉢の形成を推測する目安として,地際直径が有用であることが示唆されました。(著者抄録)