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J-GLOBAL ID:202002284790106484   整理番号:20A1056606

上部尿路上皮癌と腫瘍浸潤リンパ球密度の増加によるプログラム細胞死蛋白質1リガンド1の発現上昇と癌進行の関連【JST・京大機械翻訳】

Association of cancer progression with elevated expression of programmed cell death protein 1 ligand 1 by upper tract urothelial carcinoma and increased tumor-infiltrating lymphocyte density
著者 (13件):
資料名:
巻: 69  号:ページ: 689-702  発行年: 2020年 
JST資料番号: W4135A  ISSN: 1432-0851  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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背景:腫瘍細胞によるプログラム細胞死1リガンド1(PD-L1)の発現増加は,固形癌が免疫寛容を促進する機構であると考えられている。しかしながら,PD-L1発現と上部尿路上皮癌(UTUC)の予後の間の関係は,不明のままである。【方法】尿管切除術を受けたUTUC患者79名における免疫組織化学的PD-L1発現と腫瘍浸潤リンパ球密度(TILD)を調べた。PD-L1発現とTILDの組み合わせに基づいて腫瘍を4つの型に分類し,これらの4つの腫瘍型の臨床病理学的特徴を研究した。【結果】腫瘍細胞によるPD-L1の発現の上昇およびより高いTILDは,より悪い組織学的グレード,より高いpTステージ,およびより高い末梢血好中球対リンパ球比率と関連していた。腫瘍細胞によるPD-L1,より高いTILD,およびタイプI,IIIまたはIV腫瘍の発現の上昇は,PD-L1またはTILDのいずれかの発現の上昇と共に,より劣った分化および局所浸潤との正の相関を示した。これらの3つの変数は,単変量解析におけるより短い無進行生存および全体的生存と関連していたが,後者は多変量解析による独立決定因子であった。より低いPD-L1発現とより低いTILDを有するII型腫瘍を有する患者は,他の3つの群より良好な生存を示した。結論:これらの知見は,腫瘍微小環境におけるPD-L1発現とTILsがUTUCの進行に影響することを示唆する。従って,この癌に対するより効果的な治療戦略を開発するために,腫瘍微小環境の免疫学的特性を理解することは重要である。Copyright The Author(s) 2020 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (5件):
分類
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腫ようの化学・生化学・病理学  ,  呼吸器の腫よう  ,  消化器の腫よう  ,  生物学的機能  ,  抗腫よう薬の基礎研究 

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