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J-GLOBAL ID:202002285047123110   整理番号:20A0293215

Kunitz型プロテアーゼ阻害剤BMPI51はカイコ繭において抗真菌性役割を果たす【JST・京大機械翻訳】

Kunitz-type protease inhibitor BmSPI51 plays an antifungal role in the silkworm cocoon
著者 (20件):
資料名:
巻: 116  ページ: Null  発行年: 2020年 
JST資料番号: D0873A  ISSN: 0965-1748  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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カイコ繭で見出されたプロテアーゼ阻害剤はいくつかのファミリーに分けられ,その大部分はセルピン,TIL,またはKunitzドメインを含んでいる。以前に,TIL型プロテアーゼ阻害剤が抗菌活性を有することが報告されている。しかしながら,これまでに,最も大量の繭プロテアーゼ阻害剤であるKunitz型プロテアーゼ阻害剤BmSPI51が抗菌的役割を果たすかどうかは決定されていない。そこで本研究では,カイコ繭におけるBmSPI51の生物学的役割を調べた。リアルタイム定量的逆転写PCRと免疫蛍光分析から得られた結果は,BmSPI51が幼生5齢期に絹糸腺に排他的に発現し,その後繭絹に分泌されることを示す。さらに,1:1のモル比において,原核生物発現により生産されたBmSPI51はトリプシンに対して阻害活性を示し,広範囲の温度及びpH値にわたって非常に安定であることも証明された。また,BmSPI51の発現は,3種の真菌,すなわちCandida albicans,Beauveria bassiana,およびSaccharomyces cerevisiaeによる感染後の幼生脂肪体において有意に上方制御されていることが見出された。in vitro阻害試験は,BmSPI51がこれらの菌類種の3つ全ての胞子成長を有意に阻害することを明らかにした。さらに,結合アッセイから得られた結果は,BmSPI51が真菌細胞の表面上でβ-D-グルカンとマンナンに結合することを示した。本研究では,カイコにおけるBmSPI51の抗微生物活性とその基礎となる機構を明らかにし,カイコ繭における防御機構の理解に寄与した。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (4件):
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遺伝子発現  ,  蚕  ,  動物の生化学  ,  酵素生理 
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