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J-GLOBAL ID：202002285195287398   整理番号：20A2571301

乗法的相互作用確率過程における最小成長速度の原理の説明

Explanation of the Principle of Minimum Growth Rate in Multiplicatively Interacting Stochastic Process

著者 (3件)： FUJIHARA Akihiro (Chiba Inst. of Technol., Chiba, JPN) ,  OHTSUKI Toshiya (Yokohama City Univ., Yokohama, JPN) ,  YAMAMOTO Hiroshi (Kitasato Univ., Kanagawa, JPN)
資料名： Journal of the Physical Society of Japan  (Journal of the Physical Society of Japan)
巻： 89  号： 11  ページ： 114001.1-114001.4  発行年： 2020年11月15日 
JST資料番号： G0509A  ISSN： 0031-9015  CODEN： JUPSA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 多重相互作用確率プロセスは,それら自身の値を持つ多くの粒子から成り,それらの値を乗法的に交換するために2成分相互作用を行う。成長速度によってスケーリングされた値の確率分布は,尾部のべき乗則に従うことが知られている。また,べき乗則指数をモーメント等式法に従って一貫して導出できることを見出した。他方,指数がゼロと1の間にあるならば,スケール値に対する最小成長速度が選択されることを報告した。しかし,この原理の理由は不明である。本論文では,最小成長速度の原理を包括的に説明するために,モーメント等式法を用いてこの理由を考察した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *確率過程 ,  *相互作用 ,  *成長速度 ,  確率分布 ,  法則 ,  モーメント ,  乗算
準シソーラス用語： 確率プロセス ,  べき乗則

分類 (1件)： 確率論  (AB09000O)

引用文献 (18件)：

• A. V. Bobylev, J. A. Carrillo, and I. M. Gamba, J. Stat. Phys. 98, 743 (2000).
• M. H. Ernst and R. Brito, J. Stat. Phys. 109, 407 (2002).
• E. Ben-Naim and P. L. Krapivsky, Phys. Rev. E 66, 011309 (2002).
• A. Baldassarri, U. Marini Bettolo Marconi, and A. Puglisi, Europhys. Lett. 58, 14 (2002).
• D. ben-Avraham, E. Ben-Naim, K. Lindenberg, and A. Rosas, Phys. Rev. E 68, 050103(R) (2003).

タイトルに関連する用語 (6件)： 乗法 ,  相互作用 ,  確率過程 ,  成長速度 ,  原理 ,  説明