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J-GLOBAL ID:202002285202912455   整理番号:20A1130163

植物低温ストレス耐性におけるArabidopsisカルシニューリンB様蛋白質相互作用蛋白質キナーゼCIPK21の役割【JST・京大機械翻訳】

Role of the Arabidopsis calcineurin B-like protein-interacting protein kinase CIPK21 in plant cold stress tolerance
著者 (2件):
資料名:
巻: 14  号:ページ: 275-291  発行年: 2020年 
JST資料番号: W2417A  ISSN: 1863-5466  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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Arabidopsis カルシニューリン B様蛋白質相互作用蛋白質キナーゼCIPK21遺伝子(AtCIPK21)は,細胞代謝,植物発生,および非生物的ストレス応答において重要な役割を果たしている。しかしながら,植物細胞における寒冷ストレス耐性におけるAtCIPK21遺伝子の機能は完全には理解されていない。本研究において,イネ(Oryza sativa L.),ワタ(Gossypium hirsutum L.),白松(Pinus strobus L.)を含む3つの植物種の細胞培養と,pBI-AtCIPK21を持つAgrobacterium tumefaciens株GV3101を用いてトランスジェニック細胞株を生成した。ポリメラーゼ連鎖反応(PCR),サザンブロット法およびノーザンブロット法により,AtCIPK21遺伝子のゲノムへの組込みを確認した後,イネ,ワタおよびマツAtCIPK21トランスジェニック細胞株を用いて寒冷ストレス耐性を調べた。実験結果は,AtCIPK21遺伝子の過剰発現が細胞生存率と細胞増殖速度の増加,脂質過酸化とイオン漏出の減少,ポリアミン含量の増加,抗酸化酵素の活性の上昇によりトランスジェニック細胞の寒冷ストレス耐性を増強することを示した。イネ細胞において,AtCIPK21は寒冷ストレス下でCa2+依存性蛋白質キナーゼ(CPK)遺伝子およびマイトジェン活性化蛋白質キナーゼ(MAPK)遺伝子の発現を増加させる。これらの結果は,植物細胞におけるAtCIPK21遺伝子の過剰発現が,ポリアミン含有量,抗酸化酵素活性およびCPK遺伝子とMAPK遺伝子の発現を高めることにより寒冷ストレス耐性を改善することを示した。AtCIPK21遺伝子の過剰発現は,植物の寒冷ストレス耐性を工学するための価値あるアプローチである可能性がある。Copyright Korean Society for Plant Biotechnology 2020 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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遺伝子発現  ,  作物の品種改良 

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