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J-GLOBAL ID:202002285256509335   整理番号:20A0063708

脳虚血性損傷に対するアジサルタンの神経保護能:ミトコンドリア機構の関与の可能性【JST・京大機械翻訳】

Neuroprotective potential of azilsartan against cerebral ischemic injury: Possible involvement of mitochondrial mechanisms
著者 (5件):
資料名:
巻: 132  ページ: Null  発行年: 2020年 
JST資料番号: E0890A  ISSN: 0197-0186  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ミトコンドリア機能不全は,脳虚血後のニューロン損傷を誘導する細胞カスケードの開始における主要なプレーヤーである。アンギオテンシンIIタイプ1(AT1)受容体遮断薬は,それらの良好な安全性と有効性プロフィールのために最も一般的に使用される降圧薬の1つである。本研究は,Wistarラットにおける全脳虚血誘発脳損傷に対する新しいAT1受容体遮断薬アジサルタンの神経保護能とその効果におけるミトコンドリア修復機構の関与を検討するために設計された。両側総頚動脈閉塞(30分虚血および48時間再潅流)を,全脳虚血の誘導のためにWistarラットで行った。再灌流の終わりまで,BCCAOの7日前に,アジスロマイシン(2および4mg/kg;p.o.)または補酵素Q10(20および40mg/kg;p.o.)で前処理を行った。アジルサルタンと補酵素Q10は行動機能(運動活性,回転棒性能とビームバランススコア)を保持し,酸化ストレス(LPO,亜硝酸,GSHとSOD)を停止し,アポトーシス損傷(カスパーゼ-3),神経炎症(TNF-α),梗塞領域(TTC染色)を低下させ,組織学的変化(HE染色)を回復した。両薬剤の併用投与により最大効果を認めた。加えて,アジルサルタンはミトコンドリア複合体の活性を保護することができ,普遍的な電子キャリア補酵素Q10と組み合わせて,それは酸化的リン酸化を刺激することによりミトコンドリア呼吸機能を有意に保存した(クレーク電極を用いた酸素消費)。これらの知見は,おそらくミトコンドリア機構を介して,脳虚血に対するアジサルタンの神経保護特性を明示的に強調する。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
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中枢神経系  ,  循環系の基礎医学  ,  神経の基礎医学 
タイトルに関連する用語 (5件):
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