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J-GLOBAL ID:202002285260288834   整理番号:20A1253187

リピドミクス分析は高脂肪/高コレステロール食誘発肥満マウスに対するYijin-Tangの治療効果を明らかにする【JST・京大機械翻訳】

Lipidomic analysis reveals therapeutic effects of Yijin-Tang on high-fat/high-cholesterol diet-induced obese mice
著者 (8件):
資料名:
巻: 74  ページ: Null  発行年: 2020年 
JST資料番号: W1767A  ISSN: 0944-7113  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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伝統的韓国及び漢方薬において,漢方薬Yijin(Erchen)-Tang(YJT)は肥満関連疾患の治療に広く使用されており,その治療的可能性は多数の研究において示されている。しかしながら,YJTによる肥満状態と脂質代謝の変化に対するYJTの全身効果はまだ不明である。本研究は,脂質を用いて肥満に対するYJTの治療機序を検討することを目的とした。肥満に対するYJT処理の影響を評価するために,C57BL/6Jマウスに8週間高脂肪および高コレステロール(HFHC,40%脂肪および1%コレステロール)食を与え,YJTで6週間処理した。次に,多変量統計解析と組み合わせた超高速液体クロマトグラフィー/四重極飛行時間型質量分析を用いて非標的脂質分析を行った。YJTは肥満誘発全身性炎症を改善し,インシュリン抵抗性を改善した。さらに,YJTはHFHC食誘発性肝炎症に対して保護した。YJTの治療効果に関連する脂質代謝の特異的変化を調べるために,血漿の非標的脂質プロファイリングを行った。部分最小二乗判別分析(PLS-DA)スコアプロットは,YJTがHFHCマウスの脂質代謝パターンを変化させることを示した。特に,飽和脂肪酸およびモノ不飽和脂肪酸を含むセラミドおよびトリグリセリドは,YJTにより有意に変化し,これはインシュリン耐性,糖尿病合併症におけるAGE-RAGEシグナリング経路および経路濃縮分析におけるアディポサイトカインシグナル伝達経路と有意に関連していた。このように,YJTにより生じる脂肪細胞とアディポカインの変化を分析し,YJTが脂肪細胞炎症とマクロファージ浸潤を緩和し,脂肪組織と血漿中のレプチンとアディポネクチン量のHFHC誘導変化を逆転することを確認した。これらのデータは,YJTが脂質代謝を調節することにより肥満誘導全身性炎症とインシュリン抵抗性を改善することを示唆し,脂質代謝プロファイリングが伝統的韓国と漢方薬における薬草煎剤の治療効果を研究するための有用な方法であることを示した。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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代謝異常・栄養性疾患一般  ,  脂質代謝作用薬の基礎研究 

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