文献
J-GLOBAL ID:202002285346107250   整理番号:20A2414899

ウイルス不活性化処理は2019新型コロナウイルス核酸に対する弱い陽性結果の影響を検出する。【JST・京大機械翻訳】

Effect of virus inactivation on weak positive results of nucleic acid test for 2019 novel coronavirus
著者 (11件):
資料名:
巻: 43  号:ページ: 358-363  発行年: 2020年 
JST資料番号: C2341A  ISSN: 1009-9158  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
目的:ウイルス不活化による2019新型コロナウイルス核酸の弱陽性結果への影響を検討する。方法:浙江省大学医学院付属第二病院の20年1月から2月2019の新型コロナウイルスの異なる濃度の3例のリアルタイム蛍光定量的ポリメラーゼ連鎖反応(RT-PCR)核酸検査陽性患者の鼻咽頭スワブ標本を回顧性研究する。不活化処理と56°C30minの水浴、56°C60minの乾浴及び60°C30minの乾燥浴の3組の不活性化処理方式を用いて、鼻咽頭スワブの保存液サンプルに対してウィルスの不活化を行い、RNAを抽出した。次に3種類の商品化新型コロナウイルス核酸リアルタイム蛍光RT-PCR試薬をそれぞれ検出して、循環閾値(Ct)を用いてウイルス不活性化が2019新型コロナウイルス核酸検査結果に与える影響を評価した。結果;不活化前のORF1ab遺伝子のCt値は,それぞれ23.28±0.28,25.25±0.25,28.93±0.44,32.06±0.47,35.20±0.38,32.89±0.38,36.24±0.23,33であった。30±0.46,不活性化後のORF1ab遺伝子Ct値は不活性化群1:23.60±0.20,27.29±0.30,31.83±0.51,37.41±0.46,不活性化群2;24.25±0.34,27.18±0.42,31.84±0.61,34.99±1.01,34.89±0.45,不活性化群3:23.37±0.17,26.89±0.52,32.05±0.50;不活性化前のN遺伝子のCt値は,それぞれ,24.38±0.09,26.64±0.11,30.35±0.12,33.29±0.33,36.93±0.11,34.50±0.12,35.63±0.12であった。不活性化後のN遺伝子Ct値は不活性化群1:24.66±0.11,28.52±0.14,32.71±0.14,37.00±0.13,不活性化群2;25.41±0.10,28.79±0.15,33.29±0.28,不活性化群3;23.37±0.11,28.68±0.11,33.54±0.13,37.18±0.23。不活化の前後にCt値を比較すると、有意差がなかった(ORF1ab遺伝子;t=-1.416;N遺伝子;t=-1.379,P>0.05),3群間のCt値に有意差はなかった(ORF1ab遺伝子)。t=-0.460;N遺伝子;t=-0.132,P>0.05)。しかし、異なる希釈倍数での不活性化群(1,2,3)と未活性化群Ct値を比較すると、不活性化群と不活性化群(1,2,3)Ct値に統計学的有意差があった。10×希釈;ORF1abCt値;不活性化群;25.25±0.25,不活性化群1,2,3,27.29±0.30,27.18±0.42,26.89±0.52,t(ORF1ab)=-7.327,P<0.01;N遺伝子Ct値;不活性化群;26.64±0.11,不活性化群1,2,3は,それぞれ28.52±0.14,28.79±0.15および28.68±0.11,t(N)=-19.340,P<0.01であった。100×希釈;ORF1abCt値;不活性化群;28.93±0.44,不活性化群1,2,31.83±0.51,31.84±0.61および32.05±0.50,t(ORF1ab)=-9.462,P<0.01;N遺伝子Ct値;不活性化群;30.35±0.12,不活性化群1,2,3はそれぞれ32.71±0.14,33.29±0.28および33.54±0.13,t(N)=-18.583,P<0.01であった。不活化後2019の新型コロナウイルス核酸検査陽性率が下がり、不活化群の陽性検出率(7/11、8/11、5/11)と不活化群(不活性化群1:4/11,3/11,不活性化群2;3/11,不活性化群3;3/11,2/11)の比較は,有意差(Z=-2.670,P<0.01)と,異なる不活性化群(不活化群1:)の間で有意差を示した。4/11,3/11,不活性化群2;3/11,不活性化群3;3/11,2/11)に有意差はなく(χ2=4.413,P>0.05),3種類の試薬の陽性検出率の比較(試薬1:7/11,4/11,3/11,試薬2;8/11,4/11,3/11,試薬3;5/11,3/11,2/11)で,有意差はなかった(χ2=1.199,P>0.05)。結論:ウイルス不活化処理は2019新型コロナウイルス核酸を分解し、Ct値の増加を招き、低濃度のサンプルに偽陰性結果が現れる。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
遺伝子の構造と化学  ,  微生物検査 
タイトルに関連する用語 (3件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る