抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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・開発したデザインについて意匠登録を受けて意匠権が発生すると,同一または類似のデザインの製品の製造,販売,輸出・輸入などを独占できるのにあまり活発でない現状と課題を解説。
・1シーズンに多数のデザインを発表する場合の金銭的・人的コスト,平均約6か月かかる審査期間,発売前にデザインを発表する商慣行による新規性喪失が意匠出願までのハードル。
・ファッション業界ではデザイン選択の自由度が低いために意匠権侵害訴訟を行わない傾向があり,税関における輸入差止めの根拠の大半は商標権で,意匠権に基づく事例は1.7%であるのが現状。
・近年の意匠法改正等を踏まえて新規性喪失の例外規定,利用関係による侵害,間接侵害規定,店舗等の内装デザインの保護,壁や人体等に投影される画像の保護を用いた意匠制度利用の可能性を考察。