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J-GLOBAL ID:202002285501079871   整理番号:20A0788929

エポキシ樹脂の共硬化剤としての部分解重合リグニンの動力学【JST・京大機械翻訳】

Kinetics of partially depolymerized lignin as co-curing agent for epoxy resin
著者 (4件):
資料名:
巻: 150  ページ: 786-792  発行年: 2020年 
JST資料番号: T0898A  ISSN: 0141-8130  CODEN: IJBMDR  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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エーテルと炭素-炭素結合により架橋されたリグニンは,フェニルプロパン単位からなる高度に分岐した重合体である。そして,豊富なフェノール性ヒドロキシル基とその構造的不均一特性により,再生可能芳香族マクロポリマと考えられるリグノスルホン酸塩は,EP熱硬化系における共硬化剤として使用できる。本研究では,EP熱硬化剤への応用のための共硬化剤としてリグノスルホン酸塩(LS)と部分的に脱重合したリグノスルホン酸塩(DLS)の速度論を示差走査熱量測定(DSC)測定により検討した。硬化反応の活性化エネルギー(E_a)と動的モデリングをKissingerとOzawaによって報告された非等温速度論解析の方法によって得た。ガラス転移温度(T_g)をDSCにより測定し,エポキシ樹脂の機械的性質を万能試験機を用いて実施した。LSはEP熱硬化の発熱ピーク温度と硬化反応のE_aを低下させた。DLSのそれらは,より高い分子量リグノスルホン酸塩より活性であった。DLS(EP-DLS)で硬化したEP熱硬化剤は非常に高い反応性を示し,硬化反応は低温で起こった。EP-DLSのT_gはリグノスルホン酸塩のない場合と比較して10°C上昇した。EP-DLSの引張強さ,破断伸びおよび衝撃強さは,LSで硬化したエポキシ樹脂(EP-LS)のそれらより,それぞれ28.7%,52.5%および53.5%増加した。リグノスルホン酸塩の分子量はEP熱硬化の硬化反応の重要な因子である。高性能EP熱硬化剤は,共硬化剤として部分的に解重合したリグニンによって得ることができた。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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高分子と低分子との反応  ,  エポキシ樹脂 
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