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J-GLOBAL ID:202002285637140145   整理番号:20A0539871

狭山丘陵の谷戸環境における湿地植生と水位変動の関係および湿地保全の取り組み-早稲田大学所沢キャンパスB地区の事例から-

Relationship between wetland vegetation and water level fluctuation, and the Wetland Conservation Initiatives in the valley environmental condition in Sayama hills-Case study in B area of Waseda University Tokorozawa Campus-
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巻: 32  号:ページ: 205-216  発行年: 2019年09月27日 
JST資料番号: L0304A  ISSN: 1880-0270  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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この研究では,湿地植生と水位変動の間の関係を分析するために,狭山丘陵の谷戸環境における典型的土地使用に焦点を合わせた。また早稲田大学所沢キャンパスのB地区の湿地での植物常在度に基づいて,自然遷移過程における植生分布パターンも分析した。7つの調査線上の種および植物常在を調べ,各線上に設置した水位計を用いて水位を測定した。次に,植物種は以下の5つの保全優先度カテゴリー,a)保全目標種,b)一般種,c)生育許容種,d)生育制限種,およびe)外来種に分類した。その結果,保全目標種が,水位が比較的高く安定である場所に存在することが分かった。しかし,非保全目標種(カテゴリー“d”および“e”)の出現は平均水位マークが-8cm以下の所で増加した。この結果は,水位が少なくとも-8cm以下に下がると,乾性遷移への移行が可能になることを示唆している。加えて,過剰生育被覆による低草の抑制を避けるために,ヨシ(Phragmites australis)は除去する必要がある。しかし,これは外来種とヤブマメ(Amphicarpaea edgeworthii)などの繁殖植物の生育リスクを高める可能性がある。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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植物生態学  ,  植物に対する影響 

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