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J-GLOBAL ID:202002285738263296   整理番号:20A0362951

稲作の圃場水管理における遠隔・自動制御の取組

著者 (3件):
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号:ページ: 47-53  発行年: 2019年04月30日 
JST資料番号: G0830C  ISSN: 2434-9909  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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本報告では,戦略的イノベーション創造プログラム「次世代農林業創造技術(アグリイノベーション創出)」による稲作の圃場水管理を遠隔または自動で制御するシステム(圃場水管理システム)の開発および実証試験の結果を示した.圃場水管理システムの開発では,特に給排水口制御装置の一体化,小型化,構成部品の削減,筐体の材質選定などにより作製費用の削減を図った.また,バッテリーの負荷削減を目的として,電力消費を抑制するための制御方針の改良,モーター出力の効率化を実施した.所内圃場と現地圃場6地区で実施した実証試験では以下の効果が認められた.すなわち,水管理時間に関して,圃場水管理システムを導入した試験区で要した水位確認と携帯情報端末を用いた操作の時間合計と,未導入の対照区で要した給排水操作および自宅や事務所などの起点から対照区までの移動の時間合計を比較したところ,所内圃場で85%,現地圃場平均で1筆あたり80%,10aあたり85%の時間削減が認められた.また,圃場水管理システムの導入は,長大かつ急傾斜法面を有する圃場での遠隔操作や,寒冷地で低温障害回避のための深夜の自動灌漑など,労働条件の緩和にも貢献した.(著者抄録)
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分類 (1件):
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稲作 
引用文献 (23件):
  • 旭有機材工業株式会社(1993a)自動給水装置.特開平 6-280243.
  • 旭有機材工業株式会社(1993b)水位センサ.特開平 7-12265.
  • 堀江 武,中川博視(1990)イネの発育過程のモデル化と予測に関する研究:第1報モデルの基本構造とパラメータの推定法および出穂予測への適用.日本作物学会紀事,59(4):687-695.
  • 井上君夫(1993)エキスパートシステムによる水田の水管理.農業気象,49(3):169-175.
  • 井上君夫(1994)水田の診断型水管理装置の開発.農業気象,50(1):1-7.
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