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J-GLOBAL ID：202002285863043635   整理番号：20A0149414

線形劣化と間接信号生成を伴う二次元走化性系に対する大域的アトラクタ

Global attractor for a two-dimensional chemotaxis system with linear degradation and indirect signal production

著者 (4件)： Nakaguchi Etsushi (College of Liberal Arts and Sciences, Tokyo Medical and Dental University, Ichikawa, Chiba, Japan) ,  Noda Kanako (Graduate School of Mathematics, Kyushu University, Fukuoka, Japan) ,  Osaki Koichi (Department of Mathematical Sciences, School of Science and Technology, Kwansei Gakuin University, Sanda, Japan) ,  Uemichi Kenta (Department of Mathematical Sciences, School of Science and Technology, Kwansei Gakuin University, Sanda, Japan)
資料名： Japan Journal of Industrial and Applied Mathematics (Web)  (Japan Journal of Industrial and Applied Mathematics (Web))
巻： 37  号： 1  ページ： 49-80  発行年： 2020年 
JST資料番号： U1601A  ISSN： 0916-7005  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Deneubourgによる(Insectes Sociaux 24:117-130,1977)に提示された間接的なシグナル生成を伴う走化性システムの解の漸近的挙動を研究する:Ω×(0,∞)におけるUt=Δu-χ∇(u ∇w)+1-μu,Ω×(0,∞)におけるδv t=-v+u,Ω×(0,∞)において,Ut=Δu-χ∇・(u ∇w)+1-μuを示した。ここでは,[数式:原文を参照]はその境界に課された均一Neumann境界条件を持つ滑らかな有界領域である。係数はすべて正の定数であった。このシステムは,社会的昆虫,特にシロアリの自己組織化巣構築過程をモデル化する。著者らは,最初に,作業の十分に大きな残りの比率[数式:原文を参照]を有する作業者昆虫の走化性強度[数式:原文を参照]または初期総質量[数式:原文を参照]のためのいくつかの小さい条件を有する解のグローバルな時間存在を示した。次に,解の動的システムを定義し,グローバルアトラクタを構築した。さらに,[数式:原文を参照]に対して,さらに大きい場合には,ユニークな均一平衡[数式:原文を参照]に対するLyapunov汎関数を構築し,大域アトラクタが平衡のみからなることを示した。Copyright 2019 The JJIAM Publishing Committee and Springer Japan KK, part of Springer Nature Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *散逸系 ,  *走化性 ,  汎関数 ,  モデリング ,  *自己組織化 ,  アトラクタ ,  *システムモデル ,  境界条件 ,  動的系 ,  営巣 ,  漸近挙動 ,  社会性昆虫 ,  シロアリ類 ,  有翅亜綱 ,  無脊椎動物
準シソーラス用語： シロアリ ,  Lyapunov汎関数 ,  Neumann代数 ,  巣作り

著者キーワード (5件)： 走化性 ,  間接信号生成 ,  部分散逸系 ,  アトラクタ ,  社会的昆虫

分類 (2件)： システム・制御理論一般  (IA02010H) ,  システムモデル  (IB02000Z)

タイトルに関連する用語 (4件)： 線形 ,  間接 ,  走化性 ,  アトラクタ