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J-GLOBAL ID：202002285873134278   整理番号：20A1992948

散乱型RI中性子線測定装置における減速材がコンクリートのRIカウントの増減に及ぼす影響の検討

著者 (4件)： 神頭峰磯 (日本車輌製造) ,  瀬古繁喜 (愛知工大 工) ,  池永太一 (ソイルアンドロックエンジニアリング) ,  山田和夫 (愛知工大 工)
資料名： コンクリート工学年次論文集(CD-ROM)  (Proceedings of the Japan Concrete Institute (CD-ROM))
巻： 42  ページ： ROMBUNNO.1257  発行年： 2020年07月15日 
JST資料番号： Y0507B  ISSN： 2424-0281  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 鋼とコンクリートとの複合構造において,鋼板とコンクリートとの界面に対する空隙や滞水を,³He比例計数管を利用したRI中性子線測定装置により検知することを目指している。本研究では,RI中性子線測定装置に減速材を用いることで,RI中性子線測定装置近傍でのRIカウントの変化量を大きくし,測定点の状態変化を捉えやすくするため,減速材としてポリプロピレンとポリエチレンを用いて実験的に検討した。その結果,ポリプロピレンやポリエチレンを減速材として用いた場合は,厚さ10mm以上で熱中性子の検出が容易になり,RIカウントは,減速材の厚さの二乗に比例することが明らかになった。(著者抄録)

シソーラス用語： *中性子ビーム ,  放射性同位体 ,  *核物質 ,  ポリプロピレン ,  ポリエチレン ,  *鋼板 ,  *コンクリート
準シソーラス用語： ラジオアイソトープ ,  *減速材 ,  *中性子線

分類 (1件)： モルタル,コンクリート  (RA06042H)

引用文献 (3件)：

• 林暢彦ほか:T型リブを用いた鋼・コンクリート合成床版の中間支点部輪荷重走行試験,土木学会 第4回道路橋床版シンポジウム,pp.191-196,2004
• 山田浩子ほか:中性子線測定装置による鋼製型枠内側の空隙検出に関する研究,コンクリート工学年次論文集 Vol.35,No1,pp.1783-1788,2013
• 神頭峰磯,瀬古繁喜,山田和夫:RI 中性子線測定装置による合成床版のコンクリート充填確認手法の基礎的検討,土木学会 第10回道路橋床版シンポジウム,pp.93-98,2018

タイトルに関連する用語 (7件)： 散乱 ,  RI ,  中性子線 ,  測定装置 ,  減速材 ,  コンクリート ,  カウント