文献

J-GLOBAL ID：202002285960149507   整理番号：20A1008541

多発性硬化症脳における母体マイクロキメラ細胞【JST・京大機械翻訳】

Maternal micro-chimeric cells in the multiple sclerosis brain

著者 (4件)： Snethen Heidi (MS and stem cell group, Clinical Neuroscience, Bristol Medical School, University of Bristol, Bristol, United Kingdom) ,  Ye Jody (Diabetes and Metabolism Unit, Bristol Medical School, University of Bristol, Bristol, United Kingdom) ,  Gillespie Kathleen M (Diabetes and Metabolism Unit, Bristol Medical School, University of Bristol, Bristol, United Kingdom) ,  Scolding Neil J (MS and stem cell group, Clinical Neuroscience, Bristol Medical School, University of Bristol, Bristol, United Kingdom)
資料名： Multiple Sclerosis and Related Disorders  (Multiple Sclerosis and Related Disorders)
巻： 40  ページ： Null  発行年： 2020年 
JST資料番号： W3397A  ISSN： 2211-0348  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 母体の微小キメラ細胞(MMC)は,妊娠中に母親から胎児への胎盤を通過する。MMCは健常成人において同定されているが,自己免疫疾患を有する個人においてより高頻度でより高濃度であることが報告されている。自己免疫神経疾患を有する個人からの脳組織におけるMMCは,これまでに調査されていない。本研究は,XおよびY染色体に対するプローブを用いた蛍光in situハイブリダイゼーション(FISH)を用いて,対照および多発性硬化症(MS)に影響を受けたヒト脳におけるMMCを同定し定量することを目的とした。6人の男性MS症例と6人の男性対照症例からの死後脳組織を調べた。MMCと推定された女性細胞は,5/6MS症例と6/6対照症例で同定された。細胞特異的標識は,対照および活性MS病変組織の両方でニューロンおよび免疫表現型の雌細胞を同定した。本研究は,MMCと推定される雌細胞が,組織特異的マーカーを発現する能力を有する脳組織に埋め込まれるように見える成体ヒト脳における一般的現象であることを示す。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 蛍光 ,  ニューロン ,  胎児 ,  胎盤 ,  妊娠 ,  ヒト ,  *キメラ ,  自己免疫 ,  神経系疾患 ,  成体 ,  *多発性硬化症 ,  自己免疫病 ,  FISH
準シソーラス用語： *母体 ,  脳組織 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (2件)： 多発性硬化症 ,  母性マイクロキメリズム

分類 (1件)： 免疫性疾患・アレルギー性疾患一般  (GD04010C)

タイトルに関連する用語 (5件)： 多発性硬化症 ,  脳 ,  母体 ,  キメラ ,  細胞