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J-GLOBAL ID:202002285978412260   整理番号:20A1711089

1,2-ジクロロプロパンに曝露したマウスの肝臓蛋白質のプロテオーム解析【JST・京大機械翻訳】

Proteomic analysis of liver proteins of mice exposed to 1,2-dichloropropane
著者 (15件):
資料名:
巻: 94  号:ページ: 2691-2705  発行年: 2020年 
JST資料番号: D0867A  ISSN: 0340-5761  CODEN: ATXKA8  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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1,2-ジクロロプロパン(1,2-DCP)は,日本におけるオフセットカラー証明-印刷労働者間の胆管癌の原因薬剤として認識されている。本研究の目的は,プロテオーム解析により1,2-DCP誘導肝毒性効果の分子機構を特性化することであった。マウス肝臓における蛋白質の差次的発現を定量的に分析し,1,2-DCPの効果を仲介するP450の役割を調べた。雄のC57BL/6JJclマウスを0,50,250または1250ppmの1,2-DCPに曝露し,1-アミノベンゾトリアゾール(1-ABT),非選択的P450阻害剤または生理食塩水のいずれかで4週間,8時間/日間処理した。マトリックス支援レーザ脱離イオン化飛行時間質量分析(MALDI-TOF/TOF/MS)と組み合わせたゲル電気泳動(2D-DIGE)における二次元差を用いて,処理により影響される蛋白質を検出し同定した。同定された蛋白質に関するPANTHER過剰発現試験を行った。2D-DIGEは,0と250ppmの1,2-DCP群の間で著しく異なる強度で61のスポットを検出した。それらの中で,25スポットをMALDI-TOF/TOF/MSによって同定した。線形回帰分析は,1-ABTで共処理したマウスにおける17の蛋白質における1,2-DCPレベルによる有意な傾向を示した。1-ABTはこれらの蛋白質の差次的発現を軽減した。遺伝子オントロジー濃縮分析は,ニッケルカチオン結合,カルボン酸エステルヒドロラーゼ活性,および触媒活性に機能的に関連する蛋白質の過剰表現を示した。結果は,1,2-DCPへの曝露が触媒およびカルボン酸エステルヒドロラーゼ活性に関連する蛋白質の発現を変化させ,そのような効果がP450酵素活性により媒介されることを示した。Copyright Springer-Verlag GmbH Germany, part of Springer Nature 2020 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (3件):
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産業衛生,産業災害  ,  消化器の腫よう  ,  発癌機序・因子 
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