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J-GLOBAL ID:202002286001815805   整理番号:20A2091412

うつ病を伴うクローン病患者は単球/マクロファージ表現型の変化を示し,炎症誘発性サイトカイン産生を増加させる【JST・京大機械翻訳】

Crohn’s Disease Patients with Depression Exhibit Alterations in Monocyte/Macrophage Phenotype and Increased Proinflammatory Cytokine Production
著者 (5件):
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巻: 38  号:ページ: 211-221  発行年: 2020年 
JST資料番号: W6328A  ISSN: 0257-2753  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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背景:クローン病(CD)はうつ病と強く関連しているが,この関係の根底にあるメカニズムは完全には理解されていない。最近,神経免疫学研究は,炎症誘発性単球/マクロファージがうつ病の病因で重要な役割をすることを示した。本研究では,CDにおける単球/マクロファージ表現型および血漿サイトカインレベルを検討した。【方法】適格なCD患者を,鬱病(HADS-D)のための病院不安および鬱病尺度に従って,非鬱病およびうつ病群に分けた。Harvey-Bradshaw指数(HBI),クローン病の単純内視鏡スコア(SES-CD),および全体的組織学的疾患活動性スコア(GHAS)を2群間で比較した。免疫組織化学は,結腸粘膜におけるCD68,誘導型一酸化窒素シンターゼ(iNOS)とCD163の発現を定量化するために実行した。酵素結合イムノソルベントアッセイを用いて,M1マクロファージ分泌サイトカイン(腫瘍壊死因子[TNF]-α,インターロイキン6[IL-6],IL-1β)およびM2サイトカイン(形質転換成長因子[TGF]-β1,IL-10,C-Cモチーフケモカインリガンド22,[CCL22])の血漿レベルを検出した。フローサイトメトリーを用いて末梢血単球サブセットを測定した。【結果】減圧CD患者(n=91)は,非鬱病患者(n=42)より高いHBI,-SES-CD,GHASを示した。M1マクロファージを示すiNOS+細胞の中間(CD14++CD16+)と非古典的単球(CD14+CD16++)の割合,統合光学密度(IOD),およびTNF-α,IL-6,IL-1βの血漿レベルは増加したが,M2マクロファージを示すCD163+細胞のIODおよびIL-10血漿レベルは,非鬱病CD患者に対して低下した。TNF-α,IL-6,IL-1βの血漿中濃度はHADS-Dスコアと相関した。結論:炎症誘発性サイトカイン放出の増加を伴うM1表現型に対する中間および非分類表現型およびマクロファージ分極に対する単球亜集団不均衡は,抑うつ症状を有するCD患者においてより見つかる可能性が高い。Please refer to the publisher for the copyright holders. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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消化器の疾患 

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