文献
J-GLOBAL ID:202002286284122314   整理番号:20A1343626

脳波検査のための小児鎮静のための筋肉内デクスメデトミジンと経口クロラール水和物:傾向スコアマッチング分析【JST・京大機械翻訳】

Intramuscular dexmedetomidine and oral chloral hydrate for pediatric sedation for electroencephalography: A propensity score-matched analysis
著者 (7件):
資料名:
巻: 30  号:ページ: 584-591  発行年: 2020年 
JST資料番号: W2715A  ISSN: 1155-5645  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
背景:筋肉内デクスメデトミジンは,静脈内アクセスを必要とせずに小児鎮静に使用可能であり,自然睡眠経路を誘導することにより脳波検査に利点を有するが,経口塩素水和物による筋肉内デクスメデトミジンの有効性を比較した研究は限られている。目的:小児患者における脳波検査中の鎮静に用いられる筋肉内デクスメデトミジンと経口クロラール水和物の有効性と安全性を比較する。方法:2015年1月~2016年12月の間に脳波検査のために鎮静を受けた小児患者の医療記録をレビューした。デクスメデトミジンとクロラール水和物の初期用量は,それぞれ3mcg/kgと50mg/kgであった。2回目の用量(1mcg/kgと50mg/kg)は,適切な鎮静が達成されなかった。人口統計学的データ,鎮静投与の時間,鎮静と覚醒の時間,回復室と退院時の到着時間を分析した。【結果】合計1239人の患者のうち,125人の患者はデクスメデトミジンを受け,1114人はクロラール水和物を受けた。1:1の傾向スコアマッチングの後,デクスメデトミジンとクロラール水和物群は,それぞれ118人の患者を持った。投薬の単回投与による試験完了率は,デクスメデトミジン群で高かった(91.5%対71.2%;平均差[95%CI]20.3[10.8~29.9];P<0.0001;ピアソンカイ二乗値=16.09)。鎮静開始時間は,デクスメデトミジン群で短かった(16.6±13.0分対41.5±26.8分;平均差[95%CI]24.8[19.1~30.6];P<0.0001;T=8.27)。反対に,回復の期間はデクスメデトミジン群で長かった(35.5±40.2分対18.5±30.7分;平均差[95%CI]18.6[8.8~28.5];P=0.0002;T=-2.82)。総滞留時間は2群間で有意差はなかった(125.8±40.6分対122.1±42.2分,平均差[95%CI]5.21[6.1~16.5],P=0.3665T=0.04)。結論:筋肉内デクスメデトミジンは,経口クロラール水和物と比較して,望ましい鎮静レベルを達成するために,より高い鎮静成功率とより短い時間を示し,従って,脳波検査のための鎮静を必要とする小児患者における経口クロラール水和物の有効な代替である可能性がある。Copyright 2020 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
腫ようの薬物療法  ,  向精神薬の臨床への応用  ,  生物薬剤学(臨床) 
物質索引 (1件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです

前のページに戻る